「ゆるスポーツ」しよう
道の駅まえばし赤城で９月23日

　ゆるスポーツはだれでも楽しめ、「勝ったらうれしい、負けても楽しい」新たなスポーツ。フェスタは多様な人たちが差別されず、当たり前に生きていける社会の実現を目指し、昨年に続いて企画した。

　実施するのは６種目。うんちスポーツは部品を組み立てて「うんち」の形にして頭に乗せて運ぶ。このほか、点字ブロックのコースをたどるリレーやフライングエッグ、フェススマッチといった聞き慣れないおもしろい種目が用意され、自由に参加できる。

　フェスタではこのほか、車いすバスケットボールでパラリンピックに６大会連続出場し、銅メダルを２度獲得した塚本京子さんを招いてのトーク、知的障がいのある人たちを中心にしたダンスグループ「ODORU-KAI」のダンス、プロバレーチーム「群馬グリーンウイングス」のトーク、プロチアリーダーズ「GRUISTARS」のチアをステージで披露する。

　運営には会場近くにある南橘中と富士見中から28人がボランティアとして協力する。富士見中３年の高橋優奈さんは「障がいのある人たちと楽しく学びたいです」、星野大河さんは「みんなと協力して最高の思い出を作りたいです」と話している。

　ボランティアは市内18の障害福祉サービス事業所が参加して制作したオリジナルTシャツを着用する。Tシャツは道の駅にあるショップカフェQuで発売する。2800円（税込み）。