ボートワカサギ釣り始まる
氷上より簡単、名人は284匹

　心配された台風10号の影響も少なく、解禁初日から太公望たちが大沼に集まった。

　氷上釣りと違い、軽装備で楽しめるのもボート釣りのいいところ。大沼を囲む山々もいまはまだ緑だが、10月に入れば湖上から紅葉を楽しめる。

　釣りの技術も氷上釣りとは比べ物にならないほど簡単で、初心者もすぐに釣れるようになるという。

　赤城大沼漁業協同組合の青木泰孝組合長によると、全体的に魚影は濃く、10㌢前後の型のよいワカサギが釣れている。初日の１日には１人で284匹釣った名人もいたという。

　釣ったワカサギはボートや釣り具をレンタルした店に持って行けば、10匹程度をフライか天ぷらにしてくれる。「骨がまだ柔らかく、食べるのにはこのくらいのサイズがいい」（青木組合長）という。

※写真は前橋観光コンベンション協会提供