play
遊びたい
キュボロ 無限に遊べます
スイスから社長来日、魅力伝える
2024.07.11
スイス生まれの木製玩具、キュボロを楽しむワークショップが7月11日、前橋・中央通りの黒田人形店で開かれた。初来日した2代目社長、セバスチャン・エッター氏がキュボロの無限に広がる楽しみ方を伝授。小さな子供連れから大人までキュボロファンが集まり、温もりのある木製の玩具の魅力に触れた。
黒田人形店でワークショップ
「パーツを6個使って作品を作ってみてください。ビー玉が通るいろいろな『道』ができますよ」。キュボロの歴史や製造工程を解説したあと、エッターさんは実際に遊んでみるよう勧めた。
キュボロは表面や内部に溝や穴が掘られた5㌢角の立方体を組み合わせてビー玉を通す玩具。参加者はパーツを手に取り、溝や穴の方向を確認しながら作品をこしらえていった。ビー玉を落としてうまくゴールまで転がると、「できた」と大喜び。
エッターさんは「グレイト」と褒めてから、「こんな作り方もありますよ」と別の組み合わせを紹介した。
パーツは100種類以上あり、何個でも組み合わせることで「道」を無限に作れるのがキュボロの特長。
「創造力や論理性のトレーニングになる。小さなお子さんには自由に遊ばせてください。年齢が上がれば新しいパターンを作れ、小さな子供から大人まで楽しめます」。エッターさんは自らも幼いころから夢中になった玩具の魅力を熱く語った。
藤井聡太さんも夢中に
キュボロはエッターさんの父親が心身に障がいのある子供たちとの遊びをもとに開発した。日本には20年前から輸入され、将棋の藤井聡太さんが幼少期に遊んだことで有名になった。
黒田人形店はヨーロッパの木製玩具に力を入れており、キュボロも取り扱っている。エッターさんの来日に合わせて、ワークショップを企画した。
おもちゃコンサルタントの黒田桂子さんは「世代を超えて楽しめ、創造力を高められる。脳を活性化させる効果があり、認知症の人や中高年の脳トレにもいい」と推薦している。
基本的なスタンダードセットは2万5000円から。組み立てプランが掲載されたTHE BOOK(日本語版)は8800円。
店舗情報
おもちゃと人形の専門店 黒田人形店
- お問合せはこちら
- 027-231-2451
住所 | 前橋市千代田町2-7-17 |
---|---|
営業時間 | 10時~19時 |
定休日 | 水曜 |