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遊びたい
みんなで作る「群馬非公認キャラクター」立体作品展
応募しよう、投票しよう
2024.05.07
馬をモチーフにしたシンプルな線とカタチーー。11年前、前橋市在住のイラストレーター、小野里蘭さんが生み出した「群馬非公認キャラクター」。5月31日までこのキャラクターをベースにした立体作品を募集している。集められた作品は6月1日から前橋市住吉町の「MOO CAFE」に展示される。「自由に楽しく、非公認キャラで遊んでほしい」と小野里さんは応募を呼び掛ける。
(取材/阿部奈穂子)
オリジナルのトロフィーや盾を贈呈
「街を盛り上げようと作ったキャラクターです。初の作品展もみなさんとコラボで行いたい」と小野里さん。
6月1日から29日まで、「MOO CAFE」で開く「群馬非公認キャラクター立体作品展」では、小野里さんの作品だけでなく、一般から立体作品を募集し、同時に展示することにした。
来場者による投票も行い、29日に入選者を発表。群馬非公認キャラのトロフィーや盾などが贈られる。
作品の応募方法は「創業カフェ ムーちゃん」(前橋市千代田町2-7-10)へ5月31日までに持参する。応募料は無料。
現在、集まっている作品は22点。下は中学生から上は60代まで、幅広い年齢層に及ぶ。素材は布、皮、毛糸、プラスチック、木などさまざま。先日、台湾在住の人から3DCGの作品も送られてきた。
想像以上の反響に驚きつつ、「100点ぐらいに作品が増えると、にぎやかになってうれしいですね」と期待を寄せる。
街を盛り上げるためにできることは
都内のWeb制作会社に勤務していた小野里さんは2010年、出産を機に生まれ育った前橋にUターン。「街を盛り上げるため、私にできることはなんだろう」と考え、キャラクターを作り始めた。
群馬非公認キャラクターは3年後、2013年5月4日に完成。「馬をモチーフに、誰もが描きやすいようにシンプルな線とカタチで仕上げました」
あえて名前は付けず、色も固定しない。熊やウサギに見えるとも言われるが、「見る方の感性にお任せです」と笑う。
頭にダルマを乗せ、出べそ、しっぽが群馬の地図になっている点も面白い。
コロナ禍では経営に苦しむ飲食店を応援しようと、お店の画像とキャラクターを組み合わせ、Instagramで宣伝をし続けた。
近年は着ぐるみを作成し、さまざまなイベントに登場。「このへんてこなキャラクターのいる群馬に遊びに行こうと思ってくれる人が一人でも増えるのが一番うれしい」
小野里さんの想いが詰まった群馬非公認キャラクターは今年で11歳。初の作品展をみんなで応援しよう。
群馬非公認キャラクター立体作品展
会場 MOO CAFE
住所 | 前橋市住吉町1-13-24 住吉ビル2F |
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会期 | 6月1日(土)~29日(土) |
作品募集 | ~5月31日(金) |
応募方法 | 「創業カフェ ムーちゃん」(前橋市千代田町2-7-10)へ作品を持参 |
応募規定 | ・サイズはH20xW10xD10cm以下 ・素材は自由だが、長期展示につき、腐るものはNG ・搬入時にペンネームと作品名を記入 |