神田松鯉師匠が講談
三遊亭圓馬師匠と二人会

2023.10.10

人間国宝の講談師、神田松鯉師匠と落語家、三遊亭圓馬師匠の二人会が11月18日、昌賢学園まえばしホール（前橋市民文化会館）で開かれる。前橋市で育った81歳の松鯉師匠が地元で半世紀を超えて語り続けた講談の粋を披露する。

前橋商業高出身の人間国宝

松鯉師匠と圓馬師匠は2017、18年と高崎市で二人会を開いており、５年ぶりの群馬県公演となる。

開口一番は圓馬一門の三遊亭げん馬、お囃子は圓馬師匠の妻、稲葉千秋社中が務める。

二人会はキャロットプランの主催。代表の飯塚裕子さんは「神田松鯉さんの故郷である前橋での公演は１年半ぶりとなります。ベテランならではのその巧みな話芸を、ぜひお楽しみください」と話している。

▲神田松鯉師匠

▲三遊亭圓馬師匠

▲三遊亭げん馬

▲稲葉千秋社中

松鯉師匠は1942（昭和17）年、伊勢崎市生まれ。前橋市で育ち、前橋商業高出身。演劇界を経て、1970年に講談界に入る。1977年に真打ち昇進。2019年に重要無形文化財保持者（人間国宝）となる