news

NEWS

ハンター女子、狩猟を語る 県庁で
ぐんま狩猟フェスティバル

2022.02.27

ハンター女子、狩猟を語る 県庁で
ぐんま狩猟フェスティバル

 

狩猟の魅力、意義を考える「ぐんま狩猟フェスティバル2020」が27日、県庁32階NETSUGENを会場に開かれ、同時にライブで全国配信された。

ハンター女子会のセミナーは、東京から移住し現在はみなかみ町に暮らす本間優美さんが登場、リモート出演した狩猟系ユーチューバーのNozomiさん(茨城県)、女性狩猟者団体「狩女の会」代表のジビエふじこさん(石川県)と語り合った。

自然の中で動物と対峙する狩猟の楽しみやジビエ料理の美味しさを紹介するとともに、命をいただくことへの感謝を強調した。本間さんは「東京から近いのに自然が豊か。暮らしやすい」と移住も薦めた。

セミナーはこれに先立ち、狩りガールでもある牧島かれんデジタル大臣、漫画「罠ガール」の作者、緑山のぶひろさんと山本一太知事が狩猟の意義やデジタル化への理解を呼びかけた。

狩猟や森林に関する展示やワークショップも開かれた。第一生命のブースでは日本で初めて教育用カスタネットを製造した「カスタネット工房」(みなかみ町)の冨澤健一さんの指導により、子供たちが間伐材でカスタネットを自作した。

フェスティバルはシカなどの野生動物により高山植物が危機に陥り、農作物の被害が深刻になる一方、狩猟者が減少、高齢化している実態を理解してもらおうと県が主催。第一生命などが協賛した。