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道の駅「まえばし赤城」が誕生
食、遊、湯 スローシティを満喫

2023.03.21

道の駅「まえばし赤城」が誕生 
食、遊、湯 スローシティを満喫

道の駅まえばし赤城が3月21日、前橋市田口町の上武道路沿いに開業した。赤城南麓で育った農畜産物や加工品、グルメが大集合。坂道も楽々のe-Bikeをレンタルすれば道の駅を拠点に周辺のサイクリングを楽しめる。疲れたら湯に浸かり、スイーツで身も心も癒されよう。お土産もお忘れなく。

赤城の恵みが美味しい料理に

上武道路北側の7万平方㍍超の広大な敷地に個性豊かな施設が集積する。

まずはフードコートで腹ごしらえ。前橋市内の人気店が続々と集まり、どこにしようか悩む。

川原町にあったイタリア料理の「Rocco」はこちらに移り、ピッツァとパスタを提供する。敷島公園にあった「キングゴッドバーガー」はボタニカルカフェ「キングゴッド」として完全移転。和牛100%の新メニュー、上州和牛プレミアムバーガー(3000円)で勝負する。

▲名店が並ぶフードコート

▲ROCCOのマルゲリータ

▲キングゴッドの店内はグリーンが飾られた癒し空間

赤城山頂の「ヒュッテハヤシ」は林牧場の福豚と生産者の名前が分かる新鮮野菜をコラボした。キーマカレーやローストポークといった自慢の料理にサラダバーを付けていただこう。

麺類なら創業130年のうどん店「温井製麺」か「らーめん翔鶴」。温井製麺は本店では扱わない、おっきりこみや天丼をメニューに加え、翔鶴はスープから違う味に仕上げている。

▲ヒュッテハヤシの新鮮サラダバーは必食

▲紺ののれんが目を引く温井製麺

▲澄んだスープがたまらない、翔鶴

地産地消食堂と名付けた「アカギメシ」は赤城鶏の唐揚げ、赤城牛のローストビーフ丼、群馬県産のニジマスを使った丼を提供、名物料理となりそう。

「ベーカリーズキッチンオハナ」は100種類以上の焼き立てパンが味わえる。

▲ボリュームたっぷり、アカギメシのローストビーフ丼

▲オハナの一番人気は塩パン

サイクリングしたら銭湯へ

観光案内所には最新のe-Bikeが多数そろう。初心者でも簡単に乗れるタイプからロードバイクまであり、2時間1500円からレンタルする。電動アシスト付だから赤城山頂までトライしてみよう。

▲レンタルe-Bikeが約30台

▲頑丈なタイヤのBTONXもレンタルできる

小さな子供がいる家族連れはふわふわドームやすべり台、アスレチックなど遊具が並んだ広場へどうぞ。芝生に覆われ、転がったって大丈夫。

 

▲カラフルな遊具

汗をかいたら、日帰り温浴施設「まえばし赤城の湯」へ。ペンキ絵士、田中みずきさんが描いた赤城山の風景が壁絵にあり、昔ながらの銭湯気分を満喫できる。

▲タイルの浴槽が心地よい

▲肌に潤いを与える化粧水の湯

湯上がりはドリンクやスイーツがほしくなる。「ふるしゅ」はコールドプレスジュースが飲める。水を加えず、2㌔の野菜と果物から400㍉㍑のジュースを作る。旨味がぎっしり濃縮される。

「ザ・バターバーム」はバームクーヘンの専門店。焼き立てを頬張ろう。上州名物の焼きまんじゅうなら「わぬき屋」がある。

▲バターたっぷりのバウムクーヘンをどうぞ

山の幸と海の幸

夕飯の買い物もここで済む。農産物直売所「Akagi Farm Life」は生産者の名前の書かれた採れたての野菜や果物、上州牛、福豚、赤城どりといったブランド肉、こだわりの食材で作った加工品がそろう。お土産はここで調達できる。

▲木目の天井がおしゃれな雰囲気「Akagi Farm Life」

「前橋赤城鮮魚センター」は新鮮な魚介類を扱う。刺身や切り身はもちろん、まるまる一匹の鮮魚もあり、無料でさばいてくれる。寿司も盛り合わせのほか、一貫50円からお好みで選べる。

▲寿司コーナーも充実

▲季節の鮮魚が勢ぞろい

施設内は小さな子供、お年寄りや障がいのある人にも優しい。授乳室やオムツ替え室、多目的トイレが充実している。

▲おむつ替えシートやお湯をそろえたベビールーム

道の駅「まえばし赤城」が誕生  食、遊、湯 スローシティを満喫(N)

道の駅「まえばし赤城」全貌をスライドショーでご紹介(N)

3月21日に開業した道の駅「まえばし赤城」。まだ訪れていない人のために施設内容をスライドショーでご紹介します。