interview
聞きたい
【聞きたいminanさん3▶︎】
インプットは大切
自分のなかにあることしか表現できません
2022.05.18

5人組ヒップホップアイドルユニット「リリカルスクール」(通称リリスク)のメンバー、minanさんは前橋生まれで前橋在住。キレの良いダンスを踊りながら、華麗にラップを歌いあげる。2021年11月にはソロでのメジャーデビューも果たすほど、歌のうまさには定評がある。7月の日比谷野外音楽堂での公演を最後に現メンバーでの活動は終了。その後はminanさんを中心に新たなリリスクが生まれる予定だ。
芝居や脚本にも挑戦したい
―31歳になりました。どんな30代にしたいですか?
「周りの方にうかがうと、『30代が一番楽しいよ』ってみんな言うんです。そうなんだってワクワクしているんですけれど、いまのところ、私の30代は人生で一番楽しくなるのか、不安です。だからいろいろなことに積極的にチャレンジしていきたいと思っています。
その一つがお芝居。映像系も舞台も挑戦してみたい。脚本も書いてみたい。自分一人で、自分を表現できることをなんでもできるようになったらカッコいいなあと思います」
―前橋新聞me bu kuは前橋市内の全中高生に配っています。若い彼らにメッセージをお願いします。
「中学高校時代って、学校の勉強が何の役に立つの、なんて考えている人多いと思うんです。でも絶対ちゃんとやっておいた方がいいよって言いたいです。
例えば、私のやっている芸能の仕事では、知識や教養がとても大切。音楽をするにしてもお芝居をするにしても、自分のなかにあることしか表現できません。自分のなかにどれだけ知識や教養、感じたこと、考えたことのインプットがあるかで、表現の幅が変わってくることを実感しています。
特に、クリエイターを目指す人は自分の引き出しをたくさん持ってほしいです。中学や高校で学ぶ、歴史も古典も数学も科学も自分の引き出しの一部になるし、そういう知識があればあるほど、他の人に共感できる部分も増えると思います。
絶対にいま、目の前のことをちゃんとやっておいた方がいいです。でも、これは大人にならないとわからないことですけれどもね」
ネジの外し方、わからない(笑)
―すごく説得力のある言葉。学生時代、がんばってこられたんでしょうね。
「そうですね。テストのために勉強をがんばる。部活をがんばる。そういうがんばることを学生時代にやっておかないと、大人になってからではがんばり方ってわからないかもしれません。
将来、どんな職業に就くにしても、学生時代は目の前のことに1回打ち込んでがんばってほしいです。自分がどういう風にがんばったら最短ルートで目的地にたどりつけるのかっていうのをちゃんと知っておいた方がいいと思います」
―minanさんって本当に、良い意味で真面目ですよね。
「そうなんですよ、真面目なんです(笑)。でもこの世界では真面目過ぎるのは良くない。ちょっとネジが外れてるぐらいじゃないとダメなこともあるんです。でも、どうやってネジを外すのかがわからなくて。
このネジ、外すのもこれからの課題かもしれません。1回くらい、飲んで記憶とか無くしてみたいです(笑)」


INSIDE STORY
撮影場所は住吉町の旧安田銀行担保倉庫。大正2(1913)年に生まれたレンガ倉庫です。夕闇に包まれてしまったため、上野裕二カメラマンの提案で、両サイドから車のヘッドライトをあてて撮影しました。歴史を感じる建物とスタイリッシュなminanさん、正反対だけれども好相性。とびきりカッコいい写真になりました。(取材/阿部奈穂子・撮影/上野裕二)
みなん

1990年12月、前橋市生まれ。前橋女子高―立教大卒。2013年からリリカルスクールのメンバーに。168cmの高身長でメンバーカラーは紫。FM GUNMAの番組「lyrical school minanのLet’s チルアウト」(土曜18時~18時30分)のパーソナリティーを務める。