interview
聞きたい
東京から移住でのびのび
犬のしつけ専門「ぽぽハウス」の松岡さんと大沢さん
2024.04.29
赤城山に抱かれるようにして建つ築40年の住まい。住人は、20代のドッグトレーナー、松岡宰相さんと大沢真衣香さん。2021年、東京から前橋へ移住し、犬のしつけ専門「ぽぽハウス」を運営する。広い敷地を持つ中古住宅で、犬2頭、インコ1羽とのびのび暮らす二人の元を訪ねた。
マジックのように犬が豹変
ぽぽハウスでは日帰りお預かりトレーニング、オンラインレッスンなどのしつけメニューを用意している。
「おやつは使いません。人と犬との信頼関係を何より大切にしています」と話す松岡さんと大沢さん。彼らのしつけは、まるでマジック。近づくだけで鼻にシワを寄せて威嚇していた犬が、身体を摺り寄せ甘える変貌ぶり。
その様子を掲載したSNSを見て、関東一円から依頼者がやってくる。2021年11月の開業以来、卒業した犬は300頭を超える。
かつては都内に建つ1LDKの狭いマンションに住み、しつけ教室を行っていた。
いずれは、東京以外の地に引っ越そうと考えていた。縁あって訪れたのが前橋市。背後に赤城山、西には上州の山々、町を見下ろせるロケーションに心を奪われた。紹介されたいまの住まいをひと目見て「ここだとピンと来ました」と大沢さん。内覧はおろか、家賃も聞かず、契約を交わす前に引っ越しを決めた。
広さは10倍、家賃は10分の1
6LDKの広々した家に犬2頭とインコ1羽と生活する。それでいて家賃は、都内で暮らしていたときの10分の1。ご近所回りをすると抱え切れないほどの野菜を持たせてくれる。
最初こそ距離感の近さに戸惑ったが、いまはこのあたたかさが心地よい。
室内空間だけでなく屋外の広いドッグランを兼ね備えたことでしつけの幅が広がり、質が向上した。
東京時代から暮らしを共にする愛犬、ぽぽにも変化が表れた。表情はイキイキ、思い切り駆け回る毎日で、すっかり筋肉質になった。飼い主自身も「新鮮な野菜もお肉も美味しくて、2人合わせて最大10㌔も太ってしまいました」。
人良し、食べ物良し、環境良し、キラキラ輝く犬たちの瞳。「もう東京の生活には戻れませんね」
店舗情報
犬のしつけ専門「ぽぽハウス」
- お問合せはこちら
- 090-6648-4361
住所 | 前橋市富士見町小沢355 |
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メールアドレス | dogtraining.popo@gmail.com |
ホームページ | https://popo-house.com/ |