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メッセージを歌声に乗せて
前橋第九合唱団 17日、いよいよ本番

2023.12.07

メッセージを歌声に乗せて
前橋第九合唱団 17日、いよいよ本番

前橋第九合唱団第51回演奏会が12月17日(日)、ベイシア文化ホールで開かれる。30代から80代までの団員136人が積み上げてきた練習の成果を披露する。今年は新進気鋭の指揮者、角田鋼亮さんがタクトを振り、群馬交響楽団が演奏する。自由、平等、平和、ベートーヴェンが伝えたかったメッセージを込めて高らかに歌う。(取材/阿部奈穂子)

角田鋼亮さんと作り上げる世界

「ここの歌詞はもっと力強く。さあもう一度」。団長の山田哲夫さんの指導で、演奏会に向けて最後の仕上げに入っている前橋第九合唱団。

合唱は指揮者によってがらりと変わる。今年はセントラル愛知交響楽団常任指揮者、角田鋼亮さんを迎える。大阪フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を歴任し、いま、日本で最も期待される若手指揮者の一人だ。

10月31日に行われた指揮者練習は刺激的だった。「角田さんの言葉は心優しく、理論的で力強かった。団員全員の心をぎゅっとつかみました」と副団長の伊藤靖彦さん。

また、「歌詞の意味を理解することの重要性を強く説き、ベートーヴェンの思いやメッセージを歌にこめるよう指導してくださいました」と副団長の押田佳子さんは振り返る。

12月15日、第二回指揮者練習が行われ、17日、晴れの舞台に立つ。

▲団員の心を一つにする角田さん

▲副団長の伊藤さん(写真右)と押田さん

前橋第九合唱団は1973年に結成され、昨年50周年を迎えた。新しい半世紀のスタートとなる今年の演奏会はベートーヴェンの第九のほか、ヴェルディ作曲の歌劇「ナブッコ」から「行け!わが思いよ金色の翼に乗って」を歌う。

これは、とらわれの身のヘブライ人が故郷を思って歌う歌。「世界で戦争が起こっているいまの時代に歌うことに意味がある。歌声で平和の重要性を伝えていこうと、角田さんはおっしゃっていました」と押田さん。

▲演奏会に向けて仕上げの練習を行う団員たち

▲真剣なまなざしで

▲力いっぱい歌う

演奏会では4人のソリストが華を添える。ソプラノの種谷典子さん、メゾ・ソプラノの富岡明子さん、テノールの城宏憲さん、前橋市出身でバリトンの今井俊輔さん。いずれも第一線で活躍する実力派ぞろい。

2023年の締めくくりに、ぜひ力のこもった演奏を聴きにいってはいかがだろう。

前橋第九合唱団第51回演奏会
日時 12月17日(日) 13時30分開場 14時開演
会場 ベイシア文化ホール(群馬県民会館)大ホール
曲目 ベートーヴェン作曲 「交響曲第九番」合唱付き、ヴェルディ作曲 歌劇ナブッコより「行け!わが思いよ金色の翼に乗って」
チケット代 SS:¥4,500 S:4,000 A:¥3,000 B:¥2,500(当日券あり)

チケット購入、問合せ

前橋第九合唱団事務局

お問合せはこちら
027-224-7331
住所 前橋市南町3-37-12
営業時間 火、水、金曜の12時~16時
当日券もあり