超柔らかなスペアリブ
G´（ジーダッシュ）

肉は骨の周りが一番旨い。ならば、あれ。ということで、前橋市内ではここだけでしょう、スペアリブの専門店にやってきました。頼もしい肉好きの相方が目を輝かせて同席しています。

仔羊をソーセージ付きのセットで、豚肉は単品で頼みました。スペアリブはそれぞれ2本あるのでシェアできます。

ナイフとフォークがセットされますが、ナイフはいりませんね。肉は驚くほど柔らかく、フォークを入れると、ほろほろ崩れます。常連らしいお年寄りのご夫婦が来ていましたが、理由が分かります。

仔羊はまったく臭みを感じません。タマネギのソースでさっぱりいただけます。「徹底して脂を抜いて、自家製のタレによく漬け込みます。お客さまに提供するまでに4日かけます」と接客を担当する奥さま。丁寧な下処理が美味しさの秘訣なのですね。

豚肉も行きましょう。醤油ベースのソースは甘め。マーマレードが入っている感じです。ボリュームはこちらの方があります。相方は骨を両手で持ち、かぶりつきました。いや、豪快。これぞ、スペアリブの正しい食べ方でしょう。

ソーセージはホワイトとハーブの2種類あり、オーソドックスなホワイトに。かなり大きいサイズで、食べ応え十分。肉汁がこぼれてきます。

サラダは豆腐、ワカメ、生ハムが入った和風仕立て。肉を一層美味しくしてくれます。

特筆すべきは八穀米。アワやヒエなど8種類の雑穀が入っています。食感がよく、前菜のよう。相方は最後に豚肉のソースと絡めて完食しました。いい食べっぷりです。