オリジナル料理そろう肉食堂
焼肉ハウス　柿の実

群馬大病院の南側にある焼肉屋さんです。群馬が誇る赤城牛や麦豚の焼肉はもちろん美味しい。ですが、独創的な丼や定食、さらにはバーガーまでそろい、お肉食堂といった感じ。しかも、旨くて安い。

石焼豚丼を100円プラスしてセットで頼みました。ジュージュー音を立てながら石焼鍋が来ました。豚肉入り野菜炒めがたっぷりご飯に乗っています。中央には卵黄。石焼ビビンパの日本版のようですね。

韓国式にぐちゃぐちゃ混ぜたら、ご飯を鍋肌に押し付けます。何をしたいか、お分かりですね。

うん、これはいい。ありそうでなかった逸品。はい、みなさんの想像通り、最後はおこげにしました。

相方はとろチャーシューかつ丼。スープで3時間煮込み、特製タレに１時間漬け込み、さらに甘辛の醤油タレで味付けしたチャーシューをかつにします。

衣にはパン粉に天かすを加え、食感の違いを楽しんでもらいます。サクッとした歯応えは一瞬、とろーり柔らかで味の染みたチャーシューがきます。

３枚のかつの１つは出汁醤油入りのマヨネーズかけ。「味変を楽しんでほしいから」とご主人の松井信浩さん。「チャーシュー丼もありますが、何か変わったのを作りたくて」と試作を重ね開発しました。

料理への探求心が旺盛なご主人。チャーシューかつをバーガーにしたり、麦豚の味噌焼きでホットドックを作ったり。新メニューが続々登場します。

肉も野菜も県産を中心にすべて国産を使っています。米は山形産の「はえぬき」で、学生は大盛り無料。「夫婦二人でやっていますからね」という奥さま、碧さんの接客もあっぱれです