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名脇役は母の育てる野菜たち
うめむら

2022.05.14

梅村
梅村

10種類の刺身入り豪華な海鮮丼

敷島公園へ向かうインターハイ道路沿いに、粋な和食の店があります。大阪の料亭で修行した梅村崇さんとお母様、弘子さんが中心になって切り盛り。アットホームな雰囲気と手のこんだお料理で女性客の心をつかんでいます。

特に、ランチタイムに登場する海鮮丼定食(1760円)。豪華なんですよ。フタを開けると、酢飯の上にマグロ、甘エビ、石鯛、真鯛、甲イカ、ホタルイカなど10種類のお刺身が乗っていました。「数えて入れたことないんですよ。もっと種類の多い日もあるかも」と崇さんは笑います。

酢飯の味付けは絶妙だし、茶碗蒸しやおから、お新香など小鉢がたくさん付いてくるのもうれしい。

限定5食で特撰(上)海鮮丼もあります。普通の海鮮丼でもこの満足度ですから、特撰はどれだけすごいのか、今度挑戦してみようっと。

 

梅村

▲青もみじがアクセントに

ランチのもう一つの名物はおばんざい定食(1650円)。日替わりの焼き魚のほか、おばんざい盛り合わせや3種の小鉢、茶わん蒸しが付きます。今日のメインは肉厚の鰆の塩焼きでした。身はふわふわと柔らかくて、脂のノリの良いのは一目瞭然。

梅村

▲赤いお皿に白い花、色どりもきれい

野菜販売コーナーも

お店で使う野菜は、お母様の弘子さんが吉岡町の畑で育てているそうです。「年間30種類ぐらい。体のことを考えて、なるべく農薬は使わないようにしています」とのこと。畑仕事をしつつ、お店の接客もこなす弘子さん、頭が下がります。丹精込めて育てた野菜は梅村のお料理を支える名脇役になっていますね。

お店の入口には、野菜販売コーナーもあります。赤い缶が置かれ、「どれでも100円です。お代は赤い缶に入れてください」の文字。みずみずしい新玉ネギをお土産に買って帰りました。

ランチタイムはいつも込み合っているため、予約必須。ディナーは予約のみだそうです。

▲旬の野菜が並びます

梅村

▲店内に飾られている骨董の器

店舗情報

うめむら

お問合せはこちら
027-232-5747
住所 前橋市上小出町1-32-3 ハイツ敷島 1F
営業時間 11時~14時
※ディナータイムは予約制
定休日 月曜