gourmet
食べたい
味のグラデーションを楽しむ
王道の塩か、キレの醤油か。悩みながら店に入ると、見つけましたよ、塩坦々麺の張り紙。塩味の担々麺とは珍しい。「期間限定」「1日10食」「店長おすすめ」。これは決まりでしょう。
▲洗練された塩担々麵
透明感のある黄金色のスープに担々麺の肉味噌が掛かっています。まずは肉味噌を避けるようにスープを一口。すっきり、雑味がありません。
では、肉味噌を少しずつ溶かして。挽き肉は担々麵によくある粗挽きではなく、きめ細やか。極上のスープとの調和を大切にしています。ゴマの香ばしさ、味噌の甘み。ニンニクやショウガも入っているでしょうか。奥行きのある味になってきます。
▲肉味噌もベースのスープに合わせて上品に
肉味噌に薬味のように添えられた白と青の白髪ネギ、糸唐辛子がいい働きをします。香味が肉味噌の甘さを抑え、さっぱりさせてくれます。
地鶏の卵をつなぎにした中細ストレートの自家製麺がよく合います。喉越しがよく、噛むとプツンと切れる抜群の食感。大盛り無料がうれしい。
具は肉味噌のほか、半熟の煮卵と極太のメンマ。このメンマ、見かけと違って割と柔らかです。
後半になったら劇的に味変しましょう。ラー油を大量に回し掛けて。気品さえあった担々麺が狂暴になります。店主さんには申し訳ないけど絶旨です。
熱々の焼き小籠包で…
しばらくご無沙汰していたら、以前は見かけなかった焼き小籠包がありました。蒸したのより断然好き。でかいし、香ばしいし。
ゴマとネギが掛かっています。正しい。酢醤油に付けて噛むと、口の中に肉汁がジュワーと広がります。熱っ。学習能力がなく、毎度の口内火傷です。
▲この焦げ目も美味しい
美味しかった塩担々麺ですが、そろそろ次の季節限定に変わるそうです。次回は冬の定番、味噌。バターをトッピングすると、もう最高ですよ。
▲醤油ラーメン。きれいな麺線です
▲大きな肩ロースのチャーシュー
▲塩と味噌。これも旨い
店舗情報
地鶏らーめん翔鶴
- お問合せはこちら
- 027-226-5657
| 住所 | 前橋市関根町2-7-13 |
|---|---|
| 営業時間 | 11時~14時30分、17時30分~21時 |
| 定休日 | 月曜(祝日の場合は翌日) |




