gourmet
食べたい
ミニサイズが14種類
蕎麦が食べたい。うどんも食べたい。両方とも行きますか。合盛り? いえ、いえ、こちらはミニサイズの麺類や丼物が豊富にあるんです。
さて、きょうはどれに…。14種類ありますから、組み合わせは14×13で182通り。しばし思案の結果、もりそばとカレー南蛮にしました。
「みにのお品書き」。何だかかわいいですね
まずは伸びないよう蕎麦から。黒ずんだ中細が半分のセイロに山盛り 1番乗りでしたので、すぐに出てきました。瑞々しい蕎麦に熱々のカレー。対照的なペアですね。
気取った店なら十分、1人前でしょう。ネギと揚げ玉もたっぷり付いてきます。
▲ミニとは言えない、さすが群馬
▲コシは感じられませんが喉越しはいい感じです
蕎麦はやや柔らかめ。これが店の流儀でしょう。店に入るなり、大もりを注文した常連さんは満足そうに啜っています。前半はワサビを蕎麦に載せて、後半は揚げ玉と七味で美味しくいただきました。
▲もちもちの麺、分かるでしょうか
カレー南蛮は鶏肉と長ネギの組み合わせでした。鶏肉は普通に1人前あります。前に頼んだカレーライスは豚肉とタマネギでした。わざわざ2種類、作り分けしているようです。
中太の丸いうどんはもちもち。カレーには最高です。出汁が効いたやや辛口のどろっとしたカレーがよく絡んできます。これは相当なレベルですよ。しかも、1人前でも670円。安すぎでしょう。
▲ミニカレーライス。カレー南蛮とルウも違います
2種類食べられてすっかり満腹です。1人前のもりにミニのソースかつ丼を平らげたお客さんもいました。合わせて870円。これも驚きです。
▲ミニカレーとミニたぬきおろし
喜寿の女将さんが孤軍奮闘
調理から配膳まで女将さんの小林はる江さんが1人で切り盛りしていました。実は大川屋本店で修業して独立、半世紀近く頑張ってきたご主人、久雄さんは今年5月に亡くなったそうです。
「ぼぉーっとしていてもつまらないし、お客さんが来てくれるから、頑張れるうちは店をやります」。喜寿になる女将さんの細腕繁盛記を応援します。
▲歴史を感じる店内
店舗情報
大川屋日吉町支店
- お問合せはこちら
- 027-233-8875
| 住所 | 前橋市日吉町2-12-6 |
|---|---|
| 営業時間 | 11時~15時 |
| 定休日 | 水曜 |




