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食べたい

酒処 朱(しゅ)
演歌の世界へようこそ

2025.03.27

サバの文化干しが似合う

 格子模様の「なまこ壁」が施された蔵造りの建物。縄のれんをくぐると、昭和の演歌の世界にタイムスリップします。
 新人演歌歌手のポスターが張られ、『氷雨』の佳山明生さんのサインもあります。「高崎市出身の榛名そら。この子は伸びるよ。佳山さんは飲みっぷりがいいんだ」。常連さんが教えてくれました。

▲カラオケは1テーブル500円で歌い放題

 ランチメニューは6種類。お薦めのサバの文化干しをいただきます。
 厨房ではママの「朱(あけ)ちゃん」が孤軍奮闘中。お膳はカウンターにいた常連さんらしき女性が持って来てくれました。

▲1番のお薦めなのが分かります

 皿からはみ出る大きなサバに山盛りの野菜サラダとパスタサラダ。このほか、野菜中心の小鉢が4品とデザートが付いてきます。味噌汁も野菜がたっぷり。健康的ですが、食べ切れるかな。
 サバはいい塩梅。醤油は要りません。脂が乗って、これは旨い。ご飯が進みます。

▲彩りも美しい小鉢。いい味していました

 小鉢はどこから手を付けましょうか。厚焼き玉子に厚揚げとエノキの煮物、ホウレンソウのお浸しに香の物。飲兵衛が好む、お通しのようです。

ご飯が進みすぎる生姜焼き

 肉食系女子の相方は豚の生姜焼きを注文しました。これまた大きな豚ロース肉が2枚。醤油ベースのタレが絡まっています。これもご飯が進みそう。
 大量のサラダは青じそとシーザー、2種類のドレッシングで味に変化を付けながら平らげました。

▲迫力満点の豚の生姜焼き定食

 マンゴーゼリーと杏仁豆腐のデザートをいただいていると、朱ちゃんが「これも食べてね」とコーヒーとともに湯の花饅頭を置いていきます。
 初めての客も常連さんと変わらぬ応対に感激します。勇気を出して、夜も来てみます。

▲ランチはデザートとコーヒー付き

店舗情報

酒処 朱(しゅ)

お問合せはこちら
027-252-4613
住所 前橋市総社町3-1-8
営業時間 12 時~14時、18時~23時
定休日 月曜、毎月11日のランチ