gourmet

食べたい

自然薯のフルコース堪能
といろ

2022.01.29

定食
スタッフ

野性味感じる色黒

自然薯とビーフシチューの専門店。菜食派も肉好きも満足することお約束します。

長芋とか大和芋とか称される栽培した山芋の店は太田市の尾島地区などでありますが、日本原産種で天然の自然薯を出す店はあまり見かけません。

自然薯御膳、いただきます。

すり鉢に入った自然薯は色黒。野性味を感じます。ひげ根を焼いて皮ごとすり下ろすため、ポリフェノールはじめ栄養価が素晴らしく高いそうです。

驚愕の粘りです。出汁は控えめ。自然薯を引き立てるように。丼のご飯は麦飯のほか、佐久市のコシヒカリ「五郎兵衛米」が入っています。たっぷりかけて、豪快に啜りましょう。あー、旨い。濃い。普段食べている山芋とは香りも味も食感も全然違う。

御膳には自然薯の蒲焼、自然薯の刺し身が入った三点盛り、肉のそぼろ、けんちん汁が付いてきます。蒲焼は外がカリッとして中がフカフカ。そぼろはいいアクセントになります。自然薯のフルコースのよう。胃に優しく、滋養が体に染み渡る気がしますね。

アートな店 贅沢な時間

デザートは3種類から選べ、抹茶ゼリーにしました。ドリンクはアイスコーヒー。店内は軽井沢を拠点に創作する画家、モガダム氏のウサギの絵などが飾られ、ギャラリーのよう。コーヒーを味わいながら、贅沢な昼時を過ごせました。

店主の清水進さんは公務員、会社員を経て、念願の料理店を出しました。かつては自身でも自然薯を掘っていたそうで、「山芋とは野生とハウスの違い。滋養に満ちた料理で健康になってほしい」と願っています。

といろ
店内
自然薯

店舗情報

といろ

お問合せはこちら
027-251-7179
住所 前橋市元総社町2132-2
営業時間 11時~15時
定休日 木曜、金曜、第2、第4土曜