串焼き酒場 煙 上小出本店
肉刺し祭り 大にぎわい

　肉の刺身が食べたーい。レバ刺しにユッケ。何で禁止してしまったんだ。まあ、愚痴を言っても仕方ないので近所の焼鳥屋さんで「肉刺し祭り」してきました。メンバーは「レバ刺し復活党」の党員３人です。

　「冷製もん」という７種類ある肉刺しメニューを全部注文したところ、「すみません。ガツ酢みそと鶏キムチが切れています」と店員さん。「では、あるもの全部ください」。栄養バランスを考え、生キャベツと生ニラも注文。これがいい口直しになりました。

　最初にやって来たのは「たん刺し」。低温調理されたタンにレモンを絞り、塩とゴマ油、ニンニクでいただきます。九条葱もたっぷり挟みます。

　続いては「ココロユッケ」。ハツのユッケ風です。甘じょっぱいタレと卵黄に絡めて。ハツの弾力が心地よいですね。濃いめのタレで独特のクセも感じません。

　大量の九条葱に隠れているのは「なんこつポン酢」。柚子胡椒が添えられ、さっぱりいただけます。コリコリした食感がこれまた楽しい。

　「よだれ鶏」も刺身のようでした。中華料理店のとは別物。モモでなく、ムネを軽く茹で、ゴマダレとラー油で甘辛く味付けしています。生ニラと一緒にしたら、さらに美味しくなりました。

　冷製もんはすべて319円ですが、「銀皮のスタミナ漬け」だけは何と110円。砂肝に付いている皮や筋の部分で焼き鳥にする際に取り除きますが、しょっぱく漬けることでいいつまみになります。SDZｓですね。

　肉刺し祭りが終わったら第２部の焼き鳥祭りに。はらみ、ボンジリ、つくね、たんカルビと思い思いに注文します。１本110円でどれも旨い。

　特に気に入ったのは「ちゃいん」。クミンやニンニクでスパイシーに味付けられています。ラムのような感じですが、違うかな。今度聞いてみます。