gourmet
食べたい
豚肉、キャベツは群馬県産
デパ地下で本場・広島のお好み焼きを手軽に食べられます。焼いているのを見るのも楽しいですね。
出汁入りの衣を鉄板の上に丸く、薄く伸ばしたら、山盛りのキャベツと豚バラを載せます。上手に裏返し。心の中で拍手します。コテで圧力を加えながら蒸し焼きにしていきます。この辺がプロの技でしょう。ジューと美味しい音が聞こえてきますよ。
隣で手際よく焼きそばを炒め、目玉焼きとともにお好み焼き本体と合体します。広島といえば、これ、オタフクソースをたっぷり。仕上げに魚粉と青海苔を振れば出来上がり。いつ見てもほれぼれする、広島県出身の店主、尾川雄一さんのコテさばきです。
イートインもできますが、お腹を空かせた家族の待つ家へと急ぎます。まだ、熱々でした。
マヨネーズを好きなだけ掛けていただきます。キャベツは4分の1玉を使うそうですが、よく収まるものですね。肉があり、焼きそばもたっぷり、それでも、衣が薄いので大阪風より食べやすいですね。
本店で鉄板焼きグルメを
尾川さんは2022年4月、サラリーマン時代の初任地で奥さまと出会った前橋市で鉄板焼きの店を出しました。店は軌道に乗りましたが、これに満足せず、のり弁のキッチンカーを出したり、デパ地下に進出するなど、精力的に事業を拡げています。
「スズランに出たので、今年はもう休みが1日もありませんよ」と愚痴をこぼしながらも独立に成功した喜びと充実感が笑顔になって広がります。
本店では高校時代の後輩が養殖している大粒のカキ「かき小町」や赤身が多い牛肩バラ肉「ブリスケ」といった広島名物を味わえます。予約して、鉄板の前の特等席を抑えましょう。
店舗情報
かど蔵スズラン前橋店
- お問合せはこちら
- 027-233-1111(スズラン前橋店)
住所 | 前橋市千代田町2-12-3(スズラン前橋店地下1階) |
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営業時間 | 10時~19時 |
定休日 | スズラン店休日 |