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食べたい

大川食堂
大川の肉×炭火の力

2024.08.21

カルビより好評のランプ

 どうしてもここのホルモンが食べたくなり、予約の電話を入れると、「すみません、いっぱいで…」と申し訳そうなご主人の声。では、裏技を使いますか。「持ち帰りの肉をお願いします」

 電話で注文して取りに行きます。店内飲食で一番人気の牛カルビは扱っていませんが、逆に店内にはない牛ランプがあります。それにしても安い。すべて豚の内臓系は100㌘当たり100円から150円。財布を気にせず好きなだけ買えますね。

▲6種類購入。タンとハツがなかったのが残念

 卓上コンロに炭が熾きたら、焼いていきましょう。まずはランプ。腰から尻にかけての部位でサーロインの隣とか。サシは少なめです。さっと焼いてレアで。柔らかく、肉の旨みが素晴らしく濃厚。カルビとロースのいいとこ取りのようです。これは旨い。

▲牛ランプはレアでいただきます

 2番手は豚肩ロース。赤身と脂身のバランスがよく、チャーシューに使われますね。歯応えがよく、噛んでいると口に中に旨味が広がってきますよ。

▲赤身と脂身がきれいな肩ロース

充実の内臓系ラインナップ

 ここからは内臓系で攻めます。まずは紅白内臓合戦。ホルモンとレバーの食べ比べです。ホルモンはクセがなく安定の旨さ。これこそ、こちらの代名詞ですからね。レバーも独特の風味こそありますが、臭みはありません。下処理が上手なのでしょう。

▲ホルモン(白)とレバー(赤)に万願寺唐辛子(緑)でマルゲリータ

 ガツは最もクセがなく、淡白であっさりしています。コリコリした食感も楽しい部位です。牛のミノと同じ。噛めば噛むほど味が染みわたってきます。

 最後はテッポウ。肉厚で脂がたっぷり乗っています。濃厚な味わいと弾力ある歯応えが抜群。脂が炭に落ちると、ジュと音がして煙が立ちます。香ばしさが加わって、ますます美味しくなってくれます。

▲ガツ(左)は内臓嫌いな人でもOK

 店で食べられなかったのは残念ですが、炭火の力でいつもより美味しくいただけた気分です。

▲店で食べる牛カルビ

店舗情報

大川食堂

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027-288-2281
住所 前橋市富士見町小暮506-1
営業時間 11時30分~15時、17時~22時(持ち帰りは10時~15時、17時~19時)
定休日 火曜