gourmet
食べたい
寿しや 魚伸
ネタ、シャリ、妥協許さない職人
2022.02.19
熟練の技による玉子焼き
東京オリンピックが開かれた1964(昭和39)年創業の魚屋さんが母体。総菜や寿司を扱うようになり、22年前に寿司店となりました。
ランチは豪華な寿司をお値打ちで食べられます。「贅沢にぎり」をいただきましょう。
まさに贅沢な一皿。まずは玉子焼きから行きます。通ぶるわけですが、玉子(ギョク)でその店の力量が分かると言われていますので。甘さをぎりぎりまで抑えています。これは旨い。市販の製品で済ます店が多い中、こちらは先代の丸岡伸一さんが焼いています。
お次はマグロの赤身。やはり「マグロは前橋に限る」ですね。甘エビを挟んで中トロ。上品な脂の乗りです。さっぱりしたイカに続いてハマチ、サーモン。いい順番だ。カズの子のプチプチした食感、甘いホタテを楽しんだら価格急上昇のイクラで締めました。
一品物もできるというので、殻付き生ガキをお願いします。身がぷっくりした大物は山陰産とか。ついでに、玉子焼きを追加。あー、飲みたいな。
ヒカリ物が好きになったビーガン
店は先代の伸一さんと操さん、店主の敦さんとナターシャさんの2代のご夫婦で切り盛りしています。
バンクーバー出身のナターシャさんは英会話教室の講師として前橋に来て、縁あり「寿司屋の女房」となりました。菜食主義者でしたが、いまでは「イワシなどヒカリ物が大好き」とか。
「魚屋が長かったので、目利きには自信がある。同じ魚でも全然違うんですよ。旬の美味しい魚を味わっていただきたい」。米は南魚沼産のコシヒカリ。2代目は妥協を許さない職人肌です。
店舗情報
寿しや 魚伸
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- 027-261-2671
住所 | 前橋市広瀬町1-23-1 |
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営業時間 | 11時30分~14時30分、17時30分~21時30分(まん延防止期間中は20時まで) |
定休日 | 木曜 |