カフェ スアーヴ マエバシ
自然栽培の野菜はこんなに甘い

円型のプレートにスープ、キッシュと、３品のデリが乗る、本日のプレートをいただきました。

今日のキッシュはアンデスレッドとプルーン スパイス風味。アンデスレッドとはサツマイモのように赤い皮をしたジャガイモのこと。ほくほくした食感に、爽やかなプルーンが合わさった初めて出会う味だ。

デリはかき菜のかんきつドレッシング、キャベツのコールスロー、玉ネギのグラッセ。見た目は決して派手ではないが、ひと口食べて、驚く。「なんて野菜が甘いんだろう」

スープはジャガイモのポタージュ。こちらは濃厚な食べるスープ。まろやかでちょうどいい具合に、お腹に溜まる。

デザートも追加した。３種の中から、河内晩柑（ばんかん）のケイクを選ぶ。河内晩柑は初夏から夏にかけて出荷される黄色くて大きな柑橘だ。

パウンド生地にはさみこまれた爽やかな酸味…。夏の訪れを感じさせるケーキだった。

こちらのお店、「サンデールーム」の２階に、４月18日にオープンしたばかり。インテリアにはかつてパリで暮らしていたオーナー、須永亜有美さんのセンスが光る。

食材はすべて、サンデールームの商品を使用している。無農薬、無肥料の自然栽培の野菜、平飼いの卵、グラスフェッドビーフ（牧草のみを食べて育てられた牛）のチーズなどこだわり抜いた食材の数々。なるほど、美味しさのルーツはここにあったのですね。