gourmet

食べたい

とりよしらーめん
群馬のラーメンは「もつ煮」

2024.04.08

店主とAIが対話して開発

「前橋LoveWalker」の企画でAIを活用した新ご当地ラーメンが生まれました。その名は「前橋もつ煮ラーメン」。店主、湯浅恒彦さんとAIの合作です。

岩田養鶏所の卵で作った味玉をトッピングしました。モツがぎっしり。野菜もたっぷり。すべて群馬県産です。群馬のラーメンは力強く、健康的。AIと店主が出した答えです。

さっそく、いただきましょう。まずはスープを。味噌味です。店名の通り、上州地鶏のガラを24時間かけて炊いたスープにもつ煮の味噌が加わります。濃厚でありながら臭みやしつこさは皆無。これは、旨い。

▲上州のうどんのような麺。濃厚なスープに負けていない

麺はうどんのように極太です。「AIの提案です。地粉を使い、群馬県民が好きなうどんのように特注しました」と湯浅さん。コシが強く、もっちり。二郎系とは別のまったく新しい麺です。これも、旨い。

モツは豚かと思いましたが、牛も入っています。まろやかで、バターのような風味を感じます。

▲豚と牛もさまざまな部位がごろごろ

具もしっかり計算されています。キャベツはモツとの相性が抜群。ダイコンはもつ煮の具のほか、ユズと鰹節の出汁で炊いたものが入っていて、いい箸休めになります。

カウンターには煮干粉やニンニク、ユズや特製の酢など多彩な調味料があります。いろいろな味変を楽しめます。最後は唐辛子と煮干しを漬け込んだ2種類の酢を投入、スープも飲み干しました。

▲ユズでさっぱり、ニンニクでガツンと

1000のアイデアから生み出す

「群馬の特徴は」「名産品は何?」といったように、AIと対話しながら開発したそうです。「『群馬を食い尽くせ』がテーマ。1000ほどのアイデアの中から最後はうちでいつも出しているもつ煮が採用された」と、してやったりの湯浅さん。主役はあくまで人間ですね。群馬のご当地ラーメンになること願っています。

▲もともとご当地ラーメンを目指して店を開いた湯浅さん

▲生姜香るもち豚らーめん。醤油と塩があります

▲水餃子は皮がモッチモチ

店舗情報

とりよしらーめん

お問合せはこちら
080-7220-4848
住所 前橋市千代田町4-1-7
営業時間 11 時~15時
定休日 月曜、第3火曜