日の出食堂駒形店
もつ煮の横綱 持ち帰り専門店

前橋30万人のもつ煮ファンに朗報です。もつ煮王国・群馬で永井食堂（渋川市）とともに横綱格を張る日の出食堂（伊勢崎市）が前橋市内に２月、テイクアウト専門店を出しました。

工場に併設しており、出来立てを持ち帰ることができます。商品は１㌔のもつ煮のみ。冷凍ではなく、生のまま袋に入っているので賞味期限は３日。大丈夫です。すぐに食べますから。

「お召し上がり方」には袋から出して①鍋で温める②電子レンジで温める―とあります。が、この場合、袋に美味しい脂がこびりついてしまいます。軽く湯煎してから鍋に移す方法をお薦めします。

雰囲気が出るので、鉄鍋で温めます。グツグツしたら出来上がり。別袋に入った大量のネギをかけて熱々をいただきます。それにしてもすごい量です。

もつは群馬県産。小腸（ホルモン）を中心に大腸（ガツ）などが入っています。下処理が上手いのでしょう、まったく臭みを感じません。

味付けは信州産の白味噌。出汁やショウガ、ニンニクも入ってるかな。これも秘伝ですね。アクを取りながら２時間ほど煮込むそうです。もっと長く火にかけると思っていましたが、そうすると、脂が出てしまいパサパサしちゃうとか。火加減が重要ですね。

こちらのもつ煮はもつのみ。野菜やコンニャクは入っていません。それが醍醐味なのですが、家では店ではできない楽しみ方ができます。

わが家でよくやるのは豆板醤と一味で激辛にして温泉卵を落とす。豆腐と一緒に煮込み一晩寝かせる。焼うどんに入れる。いろいろなバージョンを楽しみましょう。