ポチャクラス
本場のオモニの味いかが

「ポチャ」は韓国語の飲み屋屋台です。明洞で屋台を切り盛りしていた女性が店を開いて４年。日本流にアレンジしない本場のオモニの味を楽しめます。

ランチは８種類すべて1000円。「１番のお薦めね」と指を差されたテンジャンチゲ定食にします。

テンジャン（韓国味噌）を使った韓国の代表的な家庭料理とか。魚介や肉、野菜、豆腐を入れた具だくさんの味噌汁で、家庭によって味が異なるそうです。

１人分のチゲ（鍋）がグツグツと音を立てて運ばれてきました。これは熱そう。ふうふうしながらスープを一口。確かに味噌汁です。でも、ニンニクや唐辛子も入り濃厚で辛口。淡白な日本のとは別物です。

具はアサリに豆腐、エリンギ、ダイコン、タマネギとズッキーニ。アサリからいい出汁が出ています。スンドゥブチゲの味噌版のようですね。

ご飯に具を乗せてパクリ。うん、旨い。これはご飯が進みます。キムチなどのおかずも付いてきます。どれも自家製。これもご飯を盗みます。

後半はまだ熱いチゲの中にご飯を投入し、雑炊にして完食完飲。汗が止まりません。風邪をひきそうなときにいいかもしれませんね。

麺類も３種類あり、麺喰いにはうれしい限り。日本語にすると「シコシコ麺」というチョル麺をいただきました。弾力が素晴らしく強い太麺です。

キュウリやニンジンの細切りやモヤシの入った冷たい混ぜ麺で辛味、甘味とほどよい酸味が感じられます。水をお替りしていたら、「スープを飲みながら食べると辛さが収まるよ」と教えてくれました。

韓国ラーメン定食は韓国の海苔巻き、キンパが付いてくるそうです。今度はこれかな。