織田商店　
日本料理人が作るお惣菜

創業60年以上、いまは三代目の織田吉久さん、めぐみさんご夫妻が切り盛りするお惣菜店です。

キンピラ、ひじきの煮物、ポテトサラダ、マカロニサラダなど１人前にちょうどいい量がパックに入っています。焼き魚や揚げ物もあります。月に２，３度は必ず伺う、頼りになるお店です。

火・木・土曜は限定メニューがあって、これは特におすすめ。

火曜日は油淋鶏の日。揚げた鶏肉に刻んだ長ねぎの入った甘酸っぱいタレがかかっています。手間がかかるので家庭ではなかなか作れません。これが１パック324円とは有り難すぎる。

木曜限定のレバニラ炒めも美味しい。味噌味が効いたピリ辛のタレといい、大きなレバーの肉片といい、これで１パック270円は頭が下がります。ニラもたっぷりでヘルシーです。

そして、土曜は豚の角煮の日。これはまだ食べていないので、次回はぜひ。

織田商店さんは、創業当初は駄菓子屋だったそう。二代目が魚屋に転向し、三代目の吉久さんご夫婦がいまの総菜テイクアウト店にしたと言います。

吉久さんは東京の会席料理店で15年間、修行を積んだ料理人。だから、お惣菜の味も上品で、食べ飽きない美味しさがあるんですね。

ふっくら炊き上げた花豆煮や、たらの芽の天ぷらに春を感じます。旬を先取りするのもこちらのお店のいいところ。