gourmet
食べたい
自家製玉子焼き、古米のシャリ
永らく閉まっていた寿司の名店「喜寿し」の跡地に新たな名店が入りました。同じ中心街の北側で9年営業、2年近く前に引っ越してきたそうです。
握りの「松」をお願いします。カウンターに陣取り、店主、岩丸亨さんの手さばきに気迫を感じています。
握りが9貫に自家製の玉子焼きが付いてきました。どれも洗練されていますね。
中トロ2貫は何と大間産。「うまく入りました。お客さん、運がいいですよ」。はい、食べ物の運だけはいいんです。淡白なネタから食べるのが常道でしょうが、そんなの関係ねえ、とばかりに中トロから。旨い。脂まで上品です。もう1貫は最後に取っておこう。
白身はヒラメ。気仙沼から揚がったとか。江戸前のスミイカとともに塩とスダチが掛かっていて、そのままいただきます。イカには海苔が挟んでいました。
貝は生のホッキとアカガイ。いい色艶しています。蒸し海老も茹で具合がよく、食感がいいですね。
醤油漬けのイクラはそのまま。うん、美味しい。ウニはガリに醤油を付けてちょんちょん。濃厚でありながらさわやかな磯の香りを堪能できます。
シャリは小ぶりで硬め。新米の季節ですが、あえて古米を使うそうです。これが正しい寿司ですね。
シャリが少ない最高の鉄火巻き
最後に残しておいた中トロを。やはり旨い。でも、もっと食べたい。ということで、お好みでタイラギ、ツブ貝を追加。炙ったタイラギは部厚い身が食べやすいよう隠し包丁が入っていました。
お腹一杯だけど、まだ食べたい。一番の好物で〆よう。大間産の赤身がぎっしり。自分史上、最もシャリが少ない、最高の鉄火巻きでした。
店舗情報
鮨 いわまる
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- 027-234-5213
住所 | 前橋市千代田町5-3-5 |
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営業時間 | 18時~23時 |
定休日 | 火曜 |