アボワ　
野趣あふれる薪窯パン

なんて贅沢なんだろう。敷島公園の近くで、フランス製の大きな薪窯で焼く、香り高いパンを購入できます。

11時30分ごろ、伺ったところ、ちょうど「リュスティックマカダミアナッツ」の焼き上がり。アツアツを袋に入れてくれました。

店の周りに積まれているたくさんの薪は、県産のナラ材だとか。

リュスティックマカダミアナッツは柔らかめのフランスパンの中にゴロゴロとマカダミアナッツの入ったパンです。

薪窯は高い温度で焼き、素材の水分を閉じ込めるため、中はしっとり、外はカリっが実現します。それに加えて、マカダミアナッツのサックリ感。３つの食感を味わえるのがうれしい。

しかも大きい。測ってみたところ18×13センチ。食べ応えがあります。店で一番人気のパンだとか。

葉っぱのような形の「アンチョビ オリーブとチーズのフーガス」は程よい塩味で、丸ごとのオリーブがたっぷり。ビールに合いそうだな。

アボワは、敷島公園のフリッツ・アートセンターの入口に2019年に生まれました。

川原町のグランボワと同じく、高木宏直さんが店主を務めます。

薪窯のパン屋さんってなかなか、まちなかではお目にかかれません。薪の威力で素材が美味しくなる。チャパタもクロワッサンもひと味違います。

フリッツ・アートセンターには、県内の焙煎士が交代でオリジナルコーヒーを販売するコーヒースタンドもあります。コーヒーとパンで、敷島公園ランチをするのもいいですね。