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食べたい

アルバート邸レストラン「オースティン」 
ガーデンの中でヘルシーフレンチ

2023.10.21

コンサバトリーの席を予約して

屋根や壁がガラス張りになっている「コンサバトリー」のあるフレンチレストラン。周囲は英国式ガーデンで、緑や花に囲まれながら食事ができます。

地場の野菜や果物をたっぷり使うのがお店のこだわりだそう。ヘルシーフレンチですね。期待が募ります。

▲コンサバトリーの席は予約がオススメ。ガラスはUVカットされているので日焼けも安心

▲ガーデンから見ると、こんな感じ。そろそろ紅葉も始まりそう

ランチは2900円から8500円まで4つのコースがあります。下から2番目、季節のショートコース「ピアノ」をいただきました。

前菜はお皿の上の小さなガーデンです。スモークサーモンで巻いた魚介のムース。下にはレンズ豆が敷き詰められ、トッピングにはフレッシュハーブや野菜たち。食べられるお花も添えられています。

チーズとヨーグルトのソースが爽やか。あーきれい、あー美味しい。

 

▲この盛り付け、美しすぎる

四角いミルクパンとともに、濃厚なカボチャのポタージュが登場です。

どれだけカボチャを使っているんだろう、と思うぐらい濃い。食べるスープという感じで、こちらも美味しい。

▲カボチャのポタージュ。ほくほくです

季節を感じるフルーツのソース

メーンはプラス1100円して、お店のスペシャリテをいただくことに。特選牛フィレ肉のグリル・ラズベリーの赤ワインソースです。

お肉が柔らかいのはもちろんのこと、ラズベリーを使った酸味のある爽やかなソースが最高でした。色は晩秋を思わせる濃赤。

▲フルーツのソースがお肉の旨味を引き立てる

いよいよデザートです。カモミールのハーブティーとともに、濃厚仕立てのチョコレートムースが運ばれてきました。

チョコの甘みとコクをしっかり感じます。シャインマスカットやイチヂク、柿など秋の果物が添えられ、こちらもベリーのソースで仕上げてあります。

▲デザートのソースは酸味強め。チョコと好相性です

オースティンさんは2008年に創業し、今年で15年を迎えました。

高崎のジョージアンハウスや前橋の朔詩舎で修行を積んできた若きシェフ、井出徹さんの感性が光るお料理の数々。店内の素敵なインテリアとともに、優雅なひとときを過ごしました。メニューは月ごとに入れ替え。今回は10月のコースです。

11月のコースもまた味わいたいな。

▲研究熱心な井出シェフ

▲お店の名前の由来となったイギリスの小説家、ジェーン・オースティンのコレクションコーナー

店舗情報

アルバート邸レストラン「オースティン」

お問合せはこちら
027-234-1101
住所 前橋市川原町2-41-4
営業時間 11時30分~14時
17時30分~20時(L.O)
定休日 不定休