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【前プロ 老舗の暖簾くぐってみた▶2】大川屋本店
工女さんが愛した「絹おろし」

2023.05.02

前橋元気プロジェクトのメンバーによる老舗探訪シリーズ第2弾です。1881(明治14)年創業、前橋市内で最も歴史のある蕎麦屋さんを訪れました。工女さんの愛した蕎麦とは…。(取材・鈴木結衣隊員)

石臼で自家製粉し手打ちに

あっさりした大根おろしとコシのある麺が癖になる「絹おろしそば」。「梅」「たぬき」「きのこ」の3種類あります。

▲絹おろしのたぬき。コクがあって美味しい

▲絹おろし誕生の説明が書かれています

創業当時、隣接している製糸工場に勤める工女さんに大根おろしをサービスしたことが発端でした。工女さんの命名で「絹」の名前を付け、いまでは店の名物メニューとなっています。

▲ハーフサイズの蕎麦、うどんもあります

▲天ぷらバイキングはお好きなものをどうぞ

「どんな方でも来られるお蕎麦屋さん」をモットーに手頃な値段で本格的な蕎麦を提供しているため、幅広い年代に愛されています。

昨今の物価高騰により、悩まされる部分も多々あるようですが、「なるべく1000円以内でおなかいっぱいになって帰ってほしい」という店の強い思いのもと、いまの価格帯を維持し続けています。

▲まじめな5代目。家族経営で和気あいあい

5代目店主の大川亮太郎さんは「決して手は抜かず、本格的なお蕎麦を提供しています。いろいろな方に来ていただければと思います」とまっすぐな眼差しで話してくれました。

前回掲載記事はこちらから↓

https://mebuku.city/gourmet/gourmet-4377/

店舗情報

大川屋本店

お問合せはこちら
027-231-5644
住所 前橋市千代田町3-6-11
営業時間 10時30分~19時(火曜は15時)
定休日 水曜