連日盛況、上州肉祭り
リバーミートマーケット

上州肉祭りの開幕だ。肉食うぞー。というわけで、こちらにやってきましたよ。「ミート君」という愛称の無類の肉好きが助っ人に来てくれました。

まずは看板メニュー、上州和牛と上州麦豚の相盛りローストから。ジュージューと音を立てる熱々の鉄板の上、クレソンを挟んで左に牛、右に豚がてんこ盛り。２種類のソースとワサビが用意されています。ハーフサイズながらすごい量です。

霜降りの牛はローストビーフのよう。低温調理したものをキャベツを敷いた鉄板で蒸し焼きにするのでしょうか。タマネギと赤ワイン、醤油を煮込んだシャリアピンソースとの相性が抜群。２枚目はワサビを多めに乗せて。うん、これはいい。

豚は厚めのソテー。適度な歯応えで、肉を食べている実感がします。ガッチリ系のローストガーリックがよく合いますね。脂の旨味が強調されます。

ポテトフライもほとんどのお客さんが注文します。しかし止まらないんですね、これが。赤城南麓にあるスリーブラウンの生モッツァレラチーズの刺し身も肉と肉のつなぎに最高です。

再び肉にいきましょう。みなかみ町にある人気精肉店「育風堂」の粗挽きチョリソーと自家製ベーコン炭火焼が来ました。ともにハーフ。チョリソーの中でも辛め、大人の味です。分厚いベーコンはたっぷり粒マスタードを付けて。付け合わせのピクルスがいい口直しになります。ああ満腹。ごちそうさまでした。

中心街で３軒の飲食店を経営する和田卓也さんは元国会議員秘書という異色の経歴。2009年に飲食業に進出、進化を続けています。「『群馬、最上の肉体験を』をコンセプトに地域の食材にこだわっている」とにこやかに話してくれました。