【聞きたい福田さん番外編】
前橋高校サボリの常連、ジャズ聴き熱く議論

前橋市が推進するスーパーシティ構想で、計画の統括者「アーキテクト」を務める福田尚久さん。アップルでは副社長となり、スティーブ・ジョブスとともに巨大企業に成長させた。日本通信の社長であり、今年4月から前橋工科大理事長の肩書が加わった。4つの顔を持つ男が故郷の明日を劇的に変える。

ジャズ聴きながら友人と熱く議論
「君が代」論争 青春の反乱

前橋高校が天川原にあった時に入学し、2年生の時に現在の下沖に移転しました。自分たちで机と椅子を持って運んだんです。私は友人と2人で2組の机と椅子を連結させて運びました。新聞にも取り上げられましたね。
 よく昼前に机を廊下に運んで隠しました。空いている机がなければサボっているのがバレないだろうと考えたのですが、たぶんバレていたでしょうね(笑)。でも、先生からは怒られなかった。大らかな時代でした。
 サボって何をしていたかというと、喫茶店に行くんです。ジャズを聴きながら、友人と議論しました。日本の行く末とか、憲法九条とか、国民の知る権利とか。いま考えると、まあ生意気でしたね。
 でも、こういうことをしていたのが大学入試に役立ちました。共通一次試験で社会は2科目受験しましたが、地理と公民を選択しました。議論していたことが試験に出て、いい点を取れましたよ。
 卒業式の時、「君が代」問題が勃発しました。それまで、歌うことがなかったのですが、当時の校長先生の命令で強制的に歌わせられそうになったのです。戦いましたよ。もともと、卒業式は学生自治会が主催し、先生方をお呼びする方式でしたからね。冗談じゃない、筋が違うだろうと。仲間とボイコットするよう呼びかけました。
 いろいろな出来事があり、充実した高校生活でした。友人とはいまも付き合いがあります。



▲英会話のレッスンを受けていた(本人は右)

▲通学はバイクに乗って
▲弟さんとツーショット(本人は左)
▲ネクタイ姿は塾でバイトをしていたとき

関連記事