【前橋まちなか新聞】この入口は前橋をダウンタウンへと導く
ジエントランス（THE ENTRANCE）

2022.07.31

前橋市中心街の個性的なお店やご主人を紹介する「前橋まちなか新聞」で掲載された記事をあらためて紹介します。新聞は元気21まえばしや前橋テルサ、前橋まちなかエージェンシーが運営するcommなどの中心街の各施設や市内の支所、公民館、商業施設で配布されています。

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ジエントランス（THE ENTRANCE）

瀧野大地(たきの　だいち）

「このお店がきっかけで洋服を好きになってほしい。」そんなコンセプトから「THE ENTRANCE」=「入口」と名付けた。店主の瀧野さんは東京で勤めていた古着屋を離れ独立。東京での出店を考えていたものの、駅から徒歩５分圏内の物件を探しているうちに、ここ前橋に理想とする物件を見つけたのだ。当時の駅前は大きな商業ビルも廃墟化しており不気味な雰囲気だったと言う。そんな状態の街だからこそ、と可能性を感じ移住を決意。その反骨精神には脱帽だ。20年３月に現在のお店をオープン。大半を自らDIYし完成させた店内は、「考えるより行動。」と言う瀧野さんらしい豪快な仕上がりだ。商品は海外古着を中心に、店主がセレクトした新品も取り扱う。架空のショップやチームをコンセプトにユニフォームウェアを展開するオリジナルブランド「Fictitious Store」も始動。22年５月には、同ビル１階に雑貨屋「THE MEDLEY」をオープン。インドやアフリカなどの輸入雑貨を中心に、他では見られない様な一風変わったアイテムが並ぶ。自身が移住者という事もあり、常に旅行客目線での街づくりを考えている。前橋の玄関口・前橋駅にはもうひとつ、あなたが知らない世界へと繋がる入口がある。