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3年ぶりに復活、進化するうどん
うどん みかわ
2022.07.05
汁も麺も力強さを増す
3年ぶりに復活しました。同じ場所での再出発。雌伏の期間、麺や汁を徹底して見直したそうです。
お品書きはもりか肉汁のみ。この潔さ、いいですね。以前はカレーうどんをはじめとする種物があったり、ネギトロ丼やかき揚げ丼とのセットがありましたが、シンプルに勝負します。
並盛りで茹で前300㌘、大盛りは400㌘あります。密かに「揚げ物の達人」と呼んでいる親父さんの天ぷらが食べたくて、もりの並にしました。
注文を受けると、若いご主人がうどんを茹で、親父さんが天ぷらを揚げ始めます。息もぴったり。ほぼ同時に提供されます。
昔と変わらず、寿司桶に盛られてきます。中太で角の立つうどん。前よりも少し太く、色黒になった気がします。「出汁を効かせて力強い汁にした。この汁に負けないよう、うどんも小麦粉を変えてコシを強くしました」とご主人。食べて納得です。
揚げ立ての天ぷらは量もすごい
天ぷらはナスとチクワを頼みましたが、それぞれ2個ずつ。サービス精神は変わらないですね。
カウンター横にポットに入った割り出汁が用意されています。つけ麺のスープ割のように、残った汁に入れて飲みます。出汁の香りが漂い、おいしく完食完飲できました。
親父さんは店の近くで「ゆき寿し」を経営、串揚げの店に業態を変えました。美味しい串揚げでしたが、コロナの影響で店仕舞いしました。
うどんを盛る寿司桶は「原点を忘れずにいたい」。そんな意気込みと解釈しています。
店舗情報
うどん みかわ
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- 027-221-0341
住所 | 前橋市南町3-50-14 |
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営業時間 | 11時~14時 |
定休日 | 水曜、日曜 |