レバニラと焼肉の名店
宮城飯店

赤城南麓を訪れたら宮城飯店へ行け。そんな声を何人からも聞きました。市街地からは30～40分かかりますが、女性２人でドライブがてらランチへGO。

外観はなんてことのない食堂です。入口を入ると、「焼肉しますか？」と店員さん。「いや、定食を」というと「じゃ、奥へどうぞ」。

こちらのお昼のシステム、焼肉のお客さんは手前のテーブル席、定食のお客さんは奥の座敷らしいです。

周りを見回すと、ほとんどの人がレバニラ炒め定食を食べています。初めて見る光景です。これは注文せねば。

さあ、お皿に山盛りで運ばれてきました。強火で一気に炒めるのでしょう、モヤシとニラがしゃっきりしています。レバー片、大きいなあ。実は、あまり得意ではなかったんです、あの風味。でもこちらのレバーはしっかり処理されていて臭みがまったくありません。

ピリ辛の味付けが絶妙でご飯が進むこと、進むこと。小盛にしなければよかった。

焼肉丼も頼みました。「自家製ダレが人気です」という店員さん推薦の一品です。丼の上に大きな豚のロース肉が３枚乗っています。

お肉は柔らかいし、ニンニクと玉ネギががっつり利いた、甘辛のタレがご飯にもたっぷりかかっていて、私の焼肉丼人生の中で３本の指に入る美味しさだと断言できます。

宮城飯店は来年で創業50年だそう。半世紀続くお店はやっぱりひと味違いますね。

手作りのドレッシングと自家製ダレは一級品です。

今度は焼肉コーナーで思う存分、食べるぞと決意しました。