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五輪メダルの輝き 永遠に
猪谷杯スキー大会で公開
2026.10.14
日本人初の冬季五輪メダリストで前橋市名誉顧問の猪谷千春さん(95)=東京都中央区=は10月14日、前橋市役所に小川晶市長を表敬訪問した。1956年のイタリア・コルチナ・ダンペッツォ冬季五輪の回転競技で獲得した銀メダルを持参、「子供のスキー競技普及に役立ててください」と1月に開かれる猪谷千春杯スキー競技大会での活用を申し出た。
銀メダル持ち、市役所表敬
猪谷さんは父・六合雄さんの指導を受け、赤城山などで鍛えられた。2度目の五輪となったコルチナ大会でのメダルは冬季大会で日本人初であるとともに、アルペンスキーでは現在も唯一のメダルとなっている。
現在も国際オリンピック委員会名誉委員を務める猪谷さんはスキーの競技人口の減少を嘆き、「子供たちにスキーに興味を持ってもらいたい。私は2歳6カ月で滑り始めた。スキーに限らず、他の分野でも早くから才能を見つけ、伸ばしてやることが大事」と訴えた。
▲猪谷さん(右)と徳永さん
同席した前橋市国際交流名誉アドバイザー、徳永 詢(まこと)さんは「猪谷千春杯の会場でメダルが並べられ、子供たちが目にすることができれば励みになる」と猪谷杯での公開を提案した。
▲銀メダルを手にする小川市長
▲70年前とは思えない光沢のあるメダル
小川市長は初めて手にするメダルに「70年前から輝きが変わらないですね。すごい」と感激した様子。猪谷さんが94歳から料理を始めたことにふれ、「いくつになっても新しいことにチャレンジする。好奇心旺盛な姿勢は真似しなくては」と感心していた。
両親が眠る故郷で「日本一小さなゲレンデ」を持つ赤城山第一スキー場が稼働していることを聞いた猪谷さんは「うれしいですね。赤城山でスキー場が復活したらいいですね。前橋の人も日帰りでスキーを楽しめる」と笑顔を広げた。
猪谷杯、来年1月24日に開催
猪谷千春杯は猪谷さんの功績を讃え、前橋市民スキー競技大会を77回目となった2026年1月から新たに冠を付けて開催した。
次回は2027年1月24日、片品村のかたしな高原スキー場で開かれる。


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