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中央通りが一夜限りのレストランに
焚き火を囲む特別な食卓

2026.09.22

中央通りが一夜限りのレストランに
焚き火を囲む特別な食卓

 前橋市の中央通りが9月22日、一夜限りの〝三ツ星レストラン〟に変身した。前橋国際芸術祭で食に関するプログラムを監修するフーディスト、浜田岳文さんと東京・日本橋にある日本を代表するスペイン料理店「acá(アカ)」の東鉄雄シェフによる「Food as Art? / nudo acá 東鉄雄+浜田岳文」。焚き火で豪快に焼き上げた料理と赤城南麓のブドウから造ったワインを味わいながら、80人のゲストはまちなかに出現した特別な食卓を楽しんだ。

シェフ東鉄雄×フーディスト浜田岳文

 「食はアートになり得るのか」。そんな問いを投げ掛ける「Food as Art?」は、浜田さんが監修する芸術祭の食のプログラム。この日の舞台に選ばれたのはレストランではなく、通りだった。

 中央通りにはデンマークの家具ブランド「フリッツ・ハンセン」のお洒落なテーブルと椅子が並び、色とりどりの花が食卓を飾った。

▲じっくりと焼かれる丸鶏やスペアリブ

▲ダッジオーブンも使われた

 厨房は通りの西側の空き地に設けられ、薪に火が入った。パチパチとはぜる音とともに炎が上がり、煙と香ばしい匂いが漂う。

 浜田さんは「料理を食べるだけでなく、火の熱や音、香りを感じ、料理が生まれる時間そのものを共有し、楽しんでもらうことを意識した」と企画の趣旨を説明する。

▲調理を見守る浜田さん

アートとグルメの二重奏

 焼き野菜に始まり、丸鶏や豚のスペアリブ、真鯛を豪快に焼き上げ、スペイン料理の手法で味付けした料理が次々と運ばれた。

 用意されたアルコールは赤城南麓ワイン。スパークリングで乾杯、料理に合わせて赤ワイン、白ワインを味わった。

▲食事を楽しむゲスト

▲デザートのリンゴのタルト

 〆は松茸のカルドソ(雑炊)と毛ガニのリゾット。2種類の米料理を味わい、秋風に吹かれたゲストはアートとグルメの秋の二重奏を満喫した。

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