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ありがとう「アクエル食堂」
9月30日で閉店、新店舗に

2026.09.23

ありがとう「アクエル食堂」
9月30日で閉店、新店舗に

 JR前橋駅北口の複合型ビル「アクエル前橋」内の「アクエル食堂」が9月30日に閉店する。ワンコインで素早く食べられる麺類や丼物があり、ビルに入居している企業の従業員や来館者に重宝がられた。再び“昼食難民”が発生してしまうのか―。でも、ご安心を。10月からは使い勝手はそのまま、独創的なメニューで挑むシン食堂が入居する。

早い、安い、旨いの三拍子

 アクエル食堂は2024年7月、アクエル前橋の地下1階に開店、ビルを管理するコシダカプロダクツが直営で運営してきた。

 メニューは蕎麦、うどん、ラーメンとカレーなどの丼物が中心。500円前後と安く、素早く提供されるとあって、昼食時間の限られる人たちに人気だった。

▲意外と人気があったコロッケそば

▲天玉うどんは引き継がれる

 食堂はもともと専門である外食産業の会社に任せる計画で、開店後も入居者を募集していた。

 こうした中、手を挙げたのが前橋市川原町のイタリア料理店「コンプレアンノ」。スズラン前橋店にある惣菜の「コンプレアンノ デリ」が9月30日で撤退することから、後継となる店舗を探していた。

パスタの名店、うどんで勝負

 入居にあたって、コシダカからは2つの厳しい条件が示された。

 一つはアクエル1階にパスタを主力とするカフェがあるため、パスタを扱わないこと。もう一つはアクエル食堂で人気の蕎麦、うどん、カレーをこれまで通りの低価格で提供することだった。

 コンプレアンノもパスタが看板商品。これを扱えないのは想定外の条件だったが、浅田誠仁社長が「パスタをうどんに代えて、うちの味で作ったら面白い」とアイデアを出した。

▲病み付きになるか、旨辛ベスビオうどん

▲いかすみカレーも話題となりそう

 開発担当の浅田拓郎さんと急ピッチで試作を重ね、魚介の辛口トマトソースの「ベスビオ」をはじめ、カルボナーラ、トマトクリームなどを完成させた。どれも1000円以内で、ペペロンチーノうどんに至っては550円という破格の値段に設定する。

 アクエル食堂からの継承メニューもかけそば、かけうどんが440円、醤油ラーメンが550円と低価格を守る。

 マネージャーの浅田優さんは「パスタでなく、うどんにすることで出来立てを短時間で提供できるので、忙しいお客さんのために結果的にはよかった。これまで通り、お客さまに愛される食堂にしたい」と新店舗への思いを語る。

 店名は「ごはん処″SHOKUDO″by CONPLEANNO」。10月19日の開店を予定している。