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前橋国際芸術祭19日開幕
国内外のメディア170人集結
2026.09.18
前橋のまちなかを舞台にした初の「前橋国際芸術祭2026」が9月19日、開幕する。前日のプレスカンファレンスには海外を含む170人のメディア関係者が集まり、関心の高さをうかがわせた。10年前に掲げたまちづくりビジョン「めぶく。」の延長線上に位置付ける芸術祭。アートの力を、前橋の次の10年につなげる試みが始まる。
「選ばれるまち」にアートの力
会場にはテレビカメラが並び、海外メディアの姿もあった。前橋にこれほど多くの報道関係者が一堂に集まる機会は、そう多くない。
芸術祭には国内外のアーティスト約160人が参加。アーツ前橋、白井屋ホテル、前橋中央通り商店街、オリオン通り、ハウゼビル、まえばしガレリアなど、21のアートエリアに作品を展開する。
▲多くのメディアが駆け付けた
実行委員長・総合プロデューサーの田中仁さんは、今回の芸術祭を「突然始まったものではない」と話す。前橋市では2016年、まちづくりビジョン「めぶく。」を策定。この10年間で街は大きく変わってきた。
「次の10年をつくっていく、その実験として前橋国際芸術祭をやります」と宣言した。
なぜ芸術祭なのか。「人口減少が進み、都市間競争も激しくなる中で、必要なのは選ばれるまちになること。アートが持つ大きな力を、前橋の未来につなげていけないだろうかと考えた」
▲国際芸術祭の意義を話す田中さん
町の変化とともに歩む
参加アーティストの多くが8月から前橋に入り、街を歩きながら制作を進めてきた。
「彼らが前橋をどう読み取り、それをどう作品化したのか。そこを見てもらいたい」とプログラムディレクターの宮本武典さん。
芸術祭は2年に1度、ビエンナーレのカタチで行われる。「町の変化とともに歩んでいく芸術祭にしたい」と話す。
▲プログラムディレクターの宮本さん
プレスカンファレンス後には、まちなかを巡るプレスツアーが行われた。各会場ではアーティスト自身が作品の狙いや制作背景を解説。ここからは、その一部を紹介する。
▲桐生の手すき和紙を使い、鯉のぼり、地元のアユの魚拓などをモチーフにした作品を制作したアレクサ・クミコ・ハタナカさん
▲川俣正さんの「Tree Hut」。アーツ前橋前のほか、国道50号沿いに2基設置。5年間保存される
▲からっ風に着目した吉開菜央さんの映像作品「風呼び」
▲白井屋ホテルグリーンタワーに光の演出を施したミロコマチコさん。南国から飛来した空想の種が次々と芽吹いていく
▲ハウゼビル4階で展開される蜷川実花さんと宮田裕章さんらの作品「空だけは、こっちを見てこなかった」
▲渋谷慶一郎さん(写真中央)はオリオン通りに24チャンネルのスピーカーを設置し、アブストラクトミュージックを
▲岡正己さん、小阿瀬直さんによる「サイトポータル」。神出鬼没の入口
▲デザイナー、マイク・エーブルソンさんの作品「こんにゃくの絡み」
▲ハウゼビルの1階、巨大LEDパネルを使った激しい点滅と音響。田所淳さん率いるグーチョキパークラブの作品
▲オリオン通りでは最果タヒさんの詩を、佐々木俊さんのインスタレーションで
▲中央通りに飾られた尾花賢一さんと石倉敏明さんの「赤城山リミナリティPart3」
▲アーツ前橋のファサードに飾られたナイトウカツさんのポートレート作品。夜はライトアップされる


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