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ローンボウルズ楽しもう
前橋拠点に活動、メンバー募集

2026.07.12

ローンボウルズ楽しもう
前橋拠点に活動、メンバー募集

 ローンボウルズをご存知⁉ ボウリングの前身とも呼ばれるイギリス発祥の歴史のあるスポーツ。自然とカーブするボウルを投げ、目標への近さを競う。かつてはパラリンピックの正式競技で、現在もアジア大会や世界選手権がある。前橋市を拠点とする群馬ローンボウルズは昨年2月に発足した。メンバー2人は日本代表。「楽しみながら一緒に世界を目指しましょう」と仲間を募集している。

簡単にでき、奥深い競技

 「よし、寄った」「あー、弾かれちゃった」「私のボウルが1番近いよ」-。ALSOKぐんまアリーナ武道館で7月上旬に開かれたローンボウルズの体験会。初めてボウルを手にした参加者の歓声が飛び交う。

▲小学生は両手投げで

 通常は緑の芝生の上で楽しむが、体育館など室内の場合は芝生代わりにカーペットを敷いてプレーする。

 ボウルは左右の大きさが非対称で、投げると小さい方に自然と曲がる。プレーヤーはジャックと呼ぶ目標球までの距離に合わせて、力の入れ具合と曲がり方を計算して投げる。

▲左右の大きさが違うボウルを持つ小林さん

 体験会に参加したのは小学1年生から40代まで。最初こそカーペットを外れる暴投も見られたが、何度も投げるとジャックの近くに寄るようになる。

 「だれでもすぐにコツをつかめて、いいプレーができる。それでいて、作戦や戦術が必要になる奥深いスポーツです」。群馬ボウルズのメンバーで、アジア大会銅メダリストの小林麻衣子さんは競技の特性をこう説明する。

 練習会でも最後の1投で大逆転した小学生が大人に勝つゲームがあり、大いに盛り上がった。

日本代表のチャンス

 「小さな子も、大人も、お年寄りも、障がいがある人もみんなで一緒に楽しめるのが一番の魅力です」と話す代表の高山紗生さんも日本代表入りした。

 大学までソフトボールを続けた高山さんは県立高校で体育を指導する教員。「部活に採用されれば普及し日本の競技力がぐっと向上する」と期待している。

 日本の現在の競技人口は約250人。「ソフトで日本代表になるのは難しいけど、ローンボウルズならチャンスがありますよ」と笑わせながら勧誘する。

▲小林さんの投球フォーム

▲ジャックを確認する高山さん

二刀流狙う志の彦師匠

 親子3人で練習会に参加した落語家の立川志の彦師匠(高崎市)は「気持ちよくプレーできました。コミュニケーションも大事になりますね。本格的に練習して、落語家とローンボウルズ選手の二刀流を目指します」と大真面目に宣言した。

▲志の彦師匠、投球前のポーズ

▲慎重に投げ始める

 群馬ローンボウルズのメンバーは現在8人。練習は月に2回ほど、群馬アリーナなどで行う。メンバーは随時、募集している。

 問い合わせはメール(sakilawnbowls@gmail.com)で。

ローンボウルズ

 芝生の上で合成樹脂でできた偏心球を転がし、ジャック(目標球)に近づけることを競うゲーム。ボウルはスピードが遅くなるにつれ、大きなカーブを描く。カーブと芝の状態を予測するのがポイント。

 競技は1対1のシングルスから4対4のフォアーズというチームプレイまで4種類。

 ただジャックに近づけるだけでなく、相手のボウルを弾いたり、ジャックを移動させたりする戦略も必要になる。