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「まねきねこ」全米進出の第一歩
ロサンゼルス1号店で内覧会
2026.05.21
【ロサンゼルス=前橋新聞me bu ku取材班】前橋発のカラオケチェーン「まねきねこ」はロサンゼルスに今夏、米国1号店を開店する。現地時間の5月20日16時(日本時間21日8時)から、オープン記念内覧会を開いた。まねきねこを運営するコシダカホールディングスの腰高博社長は「米国進出の橋頭保。ここで大成功を収め、全米展開につなげたい」と意気込みを語った。開店は7月中の見込み。
ソーテル地区に出店
内覧会には腰高社長はじめコシダカHD幹部と主要取引先、現地スタッフら50人が出席した。
腰高社長は「ロサンゼルスはシカゴからの伝説的な鉄道、ルート66の終着点。我々はここから逆に流れ、東へ北へと全米に店舗を展開したい」と壮大な計画を明らかにした。
米国にはカラオケボックスはほとんどなくカラオケを歌う文化もないという。腰高社長は「日本の40年前のように、米国に新たなエンタメとして、カラオケ文化を育みたい」と話している。
ロサンゼルスの1号店は日本食レストランが集積している繁華街のソーテル地区のモール内に出店する。モール内には築地銀だこが運営するラーメン店が入居している。
名称は「KARAOKE MANEKINEKO」。米国法人のKOSHIDAKA CAが運営する。
1部屋当たり平均10人収容
店舗の延床面積は600平方㍍で20ルームある。パーティーで需要が多いと予測し、1部屋当たり平均10人収容できる広さを確保している。
最も広いVIPルームは30人収容、トイレも中に備えている。
当初は6月上旬の開店を見込んでいたが、工事の遅れから開店が遅れている。7月中の出店を目指している。
5年めどに全米100店舗
計画では日本の首都圏と規模的に近いロサンゼルス商業圏で2年内に3~5店舗を直営で出店する。ここでノウハウを蓄積、多店舗展開に向けたバックオフィスを設立し全米に進出する。
米国では5年をめどに100店舗を目指す。
「まねきねこ」の歩み
1990年8月 カラオケボックス1号店(オイコット)を開設。カラオケ事業に参入する。
1993年12月 まねきねこ1号店を前橋市に開設。
1997年6月 まねきねこ居抜き1号店を伊勢崎市に開設。
2004年10月 大分県にまねきねこ100号店。
2010年4月 足利市にまねきねこ300号店。
2011年6月 韓国ソウル市にまねきねこ海外1号店。
2011年11月 一人カラオケ専門店ワンカラを始める。神田駅前に1号店。
2014年2月 シンガポールでカラオケ事業始める。海外2カ国目。
2017年7月 福岡県にまねきねこ500号店。
2018年7月 マレーシアでカラオケ事業始める。海外3カ国目。
2019年2月 タイでカラオケ事業始める。海外4カ国目。
2020年3月 インドネシアでカラオケ事業始める。海外5カ国目。
2026年6月 ロサンゼルスに全米1号店を開設する。海外6カ国目。
コシダカホールディングス
1967年設立。1990年8月にカラオケ事業を開始、居抜き出店、持ち込みOK、1人カラオケといった業界の常識を打ち破るサービスなどで日本最大のカラオケチェーンに急成長する。2025年8月期の売上高は693億8700万円。店舗数は国内787店舗、海外29店舗。(2026年2月末現在)。


