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熊本ラーメン「うまか」
前橋・中央通りに出没
2026.03.28
九州ラーメンの中でも個性的な熊本ラーメンのキッチンカーが前橋市中心街に出没する。豚骨のクセのある匂いが漂い、ひきつけられるようにラーメン好きが入っていく。スープに浮かぶ黒マー油はインパクト絶大。こってりしながらも食べやすく、ほとんどの人が替え玉をしていく。
黒マー油が味の決め手
中央通りの人気イタリア料理店「ピッツェリア ペスカまちなか店」の向かい。11時30分、ラーメンの暖簾が掛けられたキッチンカーが店開きする。
▲座って食べられます
メニューは1種類。「黒マー油香る本場熊本ラーメン(1000円)」。
注文すると、店主はチャーシューを切り出しバーナーで炙る。「切りたての方が美味しいですから」
博多から直送したストレート麺を硬めに茹で、スープに入れてチャーシューやキクラゲなどの具材を乗せたら出来上がり。5分ほどで提供される。
▲海苔の手前がマー油
▲チャーシューは近藤スワインポークの肩ロース
丼からはいい匂いがプンプン。豚骨スープだけでも十分旨い。だが、これにニンニクを焦がす寸前まで揚げた黒マー油を混ぜると、香ばしさとほろ苦さが加わり、旨さが倍増する。
イタリア料理との二刀流
店主は意外な人物だった。ペスカを運営する「HAWORD」の社長、宮崎雄一さん。
熊本市生まれの宮崎さんは故郷を思い出し、熊本ラーメンを作るようになった。地元の知り合いのラーメン店から基本的な作り方を教えてもらい、研究を重ねた。趣味で始めたが、次第に本気になってしまった。
「豚骨ラーメンをなめていました。こんなに奥が深いとは。発酵がポイントなんですね。味を安定させるのが難しい。でも、それが楽しい」
▲湯切りをする宮崎さん
提供するラーメンは日々、進化している。「若いころに食べた自分の記憶を基に自分が美味しいと思えるよう改良していく」
キッチンカーはペスカを成功させた宮崎さんの新たな夢の実験場だ。
「丸亀製麺のような熊本ラーメン店を出したい。気軽に食べられて、好きなトッピングで自分好みの一杯が作れるような」。
準備は着々と進む。「ライバルはあの店。負けませんよ」。宮崎さんは部下が働くペスカを見やり、いたずらっぽく、そう宣言した。
▲人気のペスカまちなか店
屋号は未定。キッチンカーの営業時間は11時30分~15時くらい。不定休。


