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食べたい

レストラン ポンチ
青春の味 オムライス

2026.03.12

懐かしの大正ロマン

 店に入ると、プーンとカレーの香りがしてきます。1920(大正9)年の創業以来、継ぎ足しているルーを使った黄色いカレーが看板メニューの店。でも、強烈な誘惑に負けず、初めてオムライスを頼みました。

 オムライスは「昔ながら」「ふわとろ」と「大正ロマン」の3種類。2つは想像できますが、大正ロマンって何だろう。ずっと興味を持っていましたので。

▲大正ロマンオムライスのBセット

▲サラダと味噌汁のBセットは400円

 「最初はこのまま召し上がってください。お好みでウスターソースを掛けても美味しですよ」。テーブルに並べられたのは大きな三日月。赤いケチャップはかかっていません。

 薄焼き卵の中のライスもケチャップ味のチキンライスと違います。スプーンで一口。うん、醤油味? ブイヨンかバターとともにほんのり香ります。

 「大正時代、ケチャップの入手が困難だった時に醤油で代替したオムライスです」と店の方が答えを教えてくれました。洋食が日本に広がる中、当時のコックさんが苦悩して創作したのでした。

▲「映え」とは縁遠い地味なビジュアルだが…

 TKG(卵かけご飯)ではないですが、卵とご飯と醤油は相性がいいですね。初めて食べましたが、懐かしさを感じます。

 具はハムと玉ねぎだけ。この素朴さもいい。

 では、ソースを少し垂らして。うん、ますます旨い。まだ、洋食の味に慣れていなかった当時の日本人に抵抗なく受け入れられたでしょう。そして、現代人には新鮮に感じられます。

モダンなふわとろ

 ふわとろも味わってみました。半熟のスクランブルエッグにケチャップが波状にかかっています。

 卵の下はもちろんチキンライス。こちらは鶏肉と玉ねぎの王道のコンビでした。安定の美味しさです。

▲ふわとろオムレツのBセット

▲こちらは「映え」ます

 フライパンの柄をトントン叩いて薄焼き卵を芸術的に包む定番のオムライスも捨てがたいですが、ふわとろの方が滑らかで卵の味がよく分かります。ハヤシソースやデミグラスソースもあり、まだまだ楽しめそう。カレーソースはできないかな。

▲定番のカレーライス。萩原朔太郎も愛した

▲カツカレーやメンチカレーも人気

店舗情報

レストラン ポンチ

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027-231-2333
住所 前橋市千代田町3-3-18
営業時間 11時45分~15時、16時30分~20時30分(日曜、祝日は11時45分~16時)
定休日 火曜、月曜の夜、臨時休あり