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前橋市中心街再開発に遅れ
年度内の組合設立見送り

2026.02.20

前橋市中心街再開発に遅れ
年度内の組合設立見送り

 2026年3月の着工を目指していた前橋市千代田町の中心市街地再開発事業は計画が1年以上遅れることが明らかになった。建築費の高騰を受けて事業計画の抜本的な見直しが必要となり、事業の施行者となる再開発組合の本年度中の設立が見送られた。共愛学園小中一貫校の開校をはじめ、2031年4月を目指していた完成時期も遅れが必至となった。

建築費高騰で計画見直し

 前橋市は2月20日に内示した2026年度当初予算に千代田町中心拠点地区市街地再開発事業の予算計上を見送った。

 前橋市など地権者でつくる再開発準備組合は計画について、470億円と試算していた総事業費に大幅な増加が見込まれると説明。実現可能な計画とするため、施設の規模や資金計画を再検討し全体スケジュールを見直すとしている。

▲▼従来の資金計画とスケジュール

 見直し期間は「概ね1年程度」を目標としているが、関係機関との協議、調整の進捗によってはさらに延長する可能性もあるとしている。

 中心市街地のにぎわい創出を図る再開発事業は前橋市の長年の課題となっている。

 計画では現在の中央イベント広場や中央駐車場のある西街区に市立図書館や商業施設、オフィスが入る複合型ビル、スズラン前橋店などのある東街区に共愛学園の新設校や共同住宅を一体的に整備する。

▲西街区となる地区