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中心街活性化 私たちの作戦
前橋南高で探究授業発表会

2026.02.17

中心街活性化 私たちの作戦
前橋南高で探究授業発表会

 前橋南高校(原拡史校長)の「総合的な探究の授業」成果発表会が2月17日開かれ、2学年の生徒が3、4人のグループに分かれて調査、取材、研究してきた課題についてプレゼンした。「地域」をテーマにした班では前橋市中心街の活性化を取り上げたグループが多く、伴走型で開業支援する前橋市のマチスタントの機能と情報発信の強化を求めた。

マチスタント強化、PRを

 地域班は9グループがそれぞれの課題ついて、現状や問題点を考察した上で提言をまとめた。

 中心街は4グループが取り上げた。前橋市にぎわい商業課でマチスタントの役割を知り、実際に中心街で起業したカフェや書店のオーナーに取材するなど現場で学び、感じたことを発表した。

 「実際に商店街を訪れたときに、イメージしていたシャッター街ではなく、若者が頑張っている街という印象を受けた」「人気のある店を誘致すればいいと考えていたが、やる気にあふれる人によって明るくなる」などと指摘。高校生向けの商店街マップや観光マップの作成を提案した。

▲マチスタントの強化を求めたグループ

▲中心街の情報発信に前橋新聞me bu kuの利用を提案した

▲「観光マップはフリーペーパーで」と提案する

▲高校生向けの商店街マップの例を示す

紙媒体とWebの融合

 情報社会をテーマにした細川栞さん、大河原優那さん、宮澤愛佳さんは「前橋新聞me bu ku」を徹底研究した。新聞版とWeb版のそれぞれの長所と短所を指摘、「インスタやTikTokでカフェやフェス、勉強スペース、各高校のイベント情報を発信していく」としながら、「紙で発信するからこそ得られる温かみを感じてもらう」として紙面の教室掲示を提案した。

▲me bu kuを研究したグループ

 このほか、障がい者雇用、地域の祭りの盛り上げ方、自治会活動、学習環境を取り上げた。

 前橋南高校は2023年度から県教委の「SAH(Student Agency High School)」指定を受け、「自ら考え、判断し、行動できる生徒」の育成を目指し、探求に力を入れている。入学時から探究の授業を受けている2年生は自ら課題を設定、情報を取集するとともに、昨年12月には自治体や企業、団体に出向いて、専門家に取材して発表会に備えた。

 発表会は農・自然環境、医学・医療、経済など合わせて9班に分かれて開き、取材を受けた専門家も来場し生徒の発表に聞き入った。

▲障がい者が快適に仕事できるアイデアを発表する

▲地域の祭りを盛り上げようと訴える

▲自治会活動に焦点を当てた

▲自習スペースの充実を求める