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粕川納豆 前橋六供本店 
レベルの違う納豆の世界

2026.02.06

黒と白、二色の逢納豆

 「豆の味が生きた納豆」を作ることを目指して2013年に創業した粕川納豆。昨年、前橋市六供町に直売所ができました。冷蔵ケースには、スーパーではなかなか出合えない個性的な納豆が並びます。

 その中で、ひときわ目を引いたのが「逢納豆」。黄大豆と黒千石大豆が混ざり合う二色の納豆です。TBSテレビ「マツコの知らない世界」で紹介され、全国から引き合いが来ているそう。

▲手前が逢納豆

 自宅に持ち帰り、まずは箸で混ぜてみます。糸の引きが強く、粘りがすぐに立ち上がる。その様子だけで、ただものではないと感じました。

▲この糸を見て

 口に入れると、豆の存在感がはっきりしています。黄大豆のふくよかさと、黒千石大豆のコク。それぞれが埋もれず、一粒一粒が主張する味わいです。

 この逢納豆は、赤城南麓で自家栽培した黄大豆と、幻の大豆とも呼ばれる黒千石大豆を組み合わせたもの。異なる豆を一緒に発酵させるため、製造時は細やかな温度管理が欠かせず、手作業で丁寧に混ぜ合わせているそうです。

▲二色の豆が調和する

わらが育てる、力のある味

 もう一つ購入したのが、わらつつみ納豆とそれに相性がいいという醤油「熊野 淡紫」。わらで包んだ納豆はいまでは珍しく、手に取るだけで特別感があります。

 「まずは塩で食べてみてください」という専務取締役、松村徳崇さんのオススメどおり粗塩をひと振り。豆の甘みがはっきりとわかります。

▲わらを開くと2人分の量の納豆が

▲専務取締役の松村さん

次に、醤油「熊野 淡紫」を少量。納豆のコクがぐっと深まり、力強い味わいに変わりました。わらの香りが、ほんのりと鼻を抜けます。

▲小豆島の醤油「熊野 淡紫」との相性ばつぐんです

 ほかにも、赤松のきょうぎに包まれた納豆や、大粒、小粒、ひきわりなど種類は多彩。好みや食べ方に合わせて選べるのも、直売所ならではです。

 大豆は連作ができないため、空いた期間に育てた米も販売しており、自家製コシヒカリはつやのある白さが印象的でした。次は、この米で納豆ご飯を味わってみたいと思います。

▲つやのあるコシヒカリ

店舗情報

粕川納豆 前橋六供本店

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027-289-0411
住所 前橋市六供町2-7-12
営業時間 027-289-0411
定休日 水曜