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遊びたい
【体験ルポ】贅沢食材を焼いて食べる、美肌の湯で寛ぐ
コスパ最高「大胡温泉 旅館三山センター」
2022.05.04
大胡町に、かけ流しの天然温泉を持つ旅館があることをご存じでしたか。「大胡温泉 旅館三山センター」。
1泊2食付きで7800円(入湯税込み)とお手頃価格。施設の老朽化は否めませんが、食事と温泉がとても優秀なのです。実際に泊まってきました。
かけ流し温泉でお肌しっとり
前橋市街地から車で約30分。緑に囲まれた爽やかな環境に「大胡温泉 旅館三山センター」はあります。さっきまで仕事をしていたのに、鳥の声、葉擦れの音を聞き、避暑地に来たような気分になりました。
小さな玄関を開けて、呼び鈴を鳴らすと、宿の方が出ていらっしゃいます。こちらの旅館、先に宿泊代を支払うシステムです。
今回、1部屋を2人利用で、1泊2食付き7800円でした。2022年5月末までは愛郷ぐんまキャンペーンで3000円引きになります。
旅館の創業は1982(昭和57)年。はじめから温泉旅館として営業していたわけではないそう。水が足りなくて井戸を掘ったところ、宿泊客から「ここのお風呂に入ったら神経痛が治った」という声が多数。調査したら天然温泉ということがわかったのだとか。
さあ、奇跡の温泉をいただきましょう。宿から出て、1~2分渡り廊下を歩くと、男女別の浴室があります。内風呂のみですが、結構、広い。
湧きだし口から、わずかに黄色味を帯びたお湯がどんどん出ています。源泉は16.9度で、加温しています。湯が少しヌルっとしているのは、メタケイ酸という保湿効果の高い成分が多いためでしょうか。
「天然の美容液だ」とばかり、顔に体に塗りまくります。
黒毛和牛にミナミマグロ、驚きの食卓
お部屋はちょっと古い感じはしますが、それも風情と思って楽しみましょう。浴衣、歯ブラシ、バスタオルとフェイスタオルは完備されています。
トイレと洗面所は共同です。洋式トイレは1階と2階のみ。3階は和式トイレだけなのでご注意を。
さあ18時、期待の夕食タイムです。こちらの常連の友人から「ご飯、すごいよ。食材が豪華。アルコールの持ち込みもOKだよ」と聞いていました。
ワインと缶ビールを持って、1階の食堂へ。
焼き台が用意されていて、その周りにおいしそうな食材が並んでいます。アワビ、ホタテ、エビなどの海の幸。お肉は厚切りの宮崎産黒毛和牛、上州もち豚。野菜もたっぷり。これを焼いていただきます。
お刺身はミナミマグロの中トロと甘エビと白身。7650円という宿泊料を考えると、ものすごいコストパフォーマンスです。
飲んで食べて、またまたお風呂に入って極楽です。
そして翌朝。朝食もすごかった。生ハムメロン、玉子焼き、大きな焼き鮭、納豆、そしてアサリがたっぷりのお味噌汁。山の中なのに、なぜこんなに海の幸が豊富なのか。宿の方の仕入れ力に感服します。
温泉のお陰でお肌の調子も万全。さあ、また30分かけて事務所に戻り、仕事をしましょう。大胡温泉三山センターさん、リフレッシュさせてくれてありがとう。前橋市内の温泉のうれしい利用法を発見した気分です。
店舗情報
大胡温泉 旅館三山センター
- お問合せはこちら
- 027-283-2508
住所 | 前橋市滝窪町1226-1 |
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ホームページ | https://miyamacenter.sakura.ne.jp/ |
宿泊料(1泊2食付き) | 1室2人で利用の場合・・・一人7800円(入湯税込み) ※土曜や祝日前日の宿泊は1000円増し |