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樺沢が快走 優勝に貢献
プリンセス駅伝、5区区間賞
2025.10.19
第11回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝)は10月19日、福岡・宗像ユリックスを発着点とする6区間(42.195㌔)で31チームが参加して開かれ、樺沢和佳奈選手(26)率いる三井住友海上が2時間15分53秒の大会新記録で初優勝を果たした。 7年連続31度目となる女子駅伝日本一決定戦のクイーンズ駅伝(11月23日、宮城県)への出場を決めた。
小林は5区2位、6人抜き
各チームの主力選手が集まったエース区間の5区(10・4㌔)。パリ五輪5000㍍代表の樺沢和佳奈選手と9月の世界選手権東京大会マラソン7位入賞の大塚製薬、小林香菜選手(24)の「前橋対決」が実現した。
トップでタスキを受け取った樺沢選手は序盤から快調に飛ばし、区間記録(34分02秒)に迫る34分11秒の好タイムで2位以下とのリードを広げ、チームの初優勝に大きく貢献した。
▲樺沢選手に続いて区間2位と好走した小林選手
小林選手も世界陸上の疲れが残る中、得意の駅伝で快走をみせた。20位でスタートすると6人を抜いて区間2位の34分28秒でチームを14位に押し上げた。大塚製薬は総合10位となり、こちらもクイーンズ駅伝の出場権を獲得した。
女子マラソンで早慶戦
樺沢選手と小林選手は3学年違い。東日本女子駅伝では群馬県代表としてタスキをつないだ。
樺沢選手は前橋富士見中から常磐高に進学、中学、高校とも世代トップの長距離ランナーとして活躍した。慶応大を経て社会人で経験を積み、2024年のパリ五輪代表に出場した。
小林選手は前橋三中から早稲田大本庄高等学院に進んだ。早稲田大では陸上部に入らず市民ランナーとしてマラソンを続けたが、2024年に大塚製薬に入社。2025年1月の大阪国際女子マラソンで日本人トップとなり、世界陸上代表の座をつかんだ。
▲樺沢選手を特集した前橋新聞me bu ku
▲小林選手を特集した前橋新聞me bu ku


