gourmet

食べたい

親方ホルモン
超新鮮ホルモン祭り

2025.10.15

アゴ力が必要な豚アゴ

　「いらっしゃいませ」。ドアを開けると、若い店員さんの威勢のいい声が飛んできます。活気のある店ですね。ホルモンも新鮮でしょう、きっと。

　生ビールとキムチ盛り合わせを頼み、注文を考えます。「親方ホルモンはマストだな」「数量限定もあるね」。合議していると、「きょうの牛レバーは最高。超新鮮ですよ」とビールを持ってきてくれた店長のドゥドゥさん。整いました。さあ、ホルモン祭り開幕です。

▲厚めにカットされた牛レバー

　レバーの色艶のいいことといったら。見ただけで新鮮なのが分かります。生食したいところですが、ここは我慢。さっと、焼いてニンニクを入れた塩ゴマ油ダレでいただきます。うん、旨い。

▲豚アゴ（手前）とレバーの塩

　続いては数量限定の豚アゴを塩で。１頭から40㌘しか取れない希少部位とか。噛み応えが十分、というか、ありすぎ。アゴ力が必要ですね。でも、噛む度に肉の旨さが口の中に広がってきます。

▲親方ホルモンの味噌

▲焦げやすいので何度も返します

　コリコリ系のタケノコ、豚上ナンコツを挟んで、いよいよ親方ホルモンの出番が来ました。こちらは味噌味を選択。大きめにカットされたホルモンはぷりぷり。さすが、看板メニューです。

▲ロース（手前）とカルビ。間違いのない旨さ

　看板といえば、赤城和牛もあります。親方カルビ、うまみロースをタレで追加します。カルビの脂、ロースの赤身、どちらも旨みが別格でした。

　もう少し食べたいところ。注文していなかった上ミノやハラミも気になりましたが、頼んだのは親方ホルモンと牛レバーのお替り。だって、旨かったんだもん。ホルモンは塩味にしました。旨味が分かりますね。

▲再注文した牛レバー（手前）と塩の親方ホルモン

　お腹一杯になってお会計をお願いすると、ドゥドゥさんが挨拶に。モンゴルから来日して店に勤めて８年。昨年から店長を任されるようになったそうです。

　「大変だけど、やりがいがあります。給料も少し上がった」と笑顔のドゥドゥさん。応援します。

▲笑顔が絶えないドゥドゥ店長