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ソトコト編集長、指出さん講演
黒田人形店で3月9日

2025.02.13

ソトコト編集長、指出さん講演
黒田人形店で3月9日

 雑誌『ソトコト』の編集長を務める高崎市出身、指出正一さんの講演会が3月9日、前橋市中央通りの黒田人形店で開かれる。新刊『オン・ザ・ロード二拠点思考』の発刊を記念した企画。新刊を読みながら、参加者と地域の未来について語り合う。

二拠点生活と地方の再生

 指出さんは東京と神戸の二拠点生活をしながら、全国各地を訪ね歩き、地方での新たな地域づくりを呼び掛けている。移住による「定住人口」や観光に来る「交流人口」とは違った概念「関係人口」の提唱者の1人とされている。
 『ソトコト』は「社会や環境がよくなって、そしておもしろい」をテーマとした未来をつくるSDGsマガジン。偶数月の5日に発売している。

▲新刊『オン・ザ・ロード二拠点思考』

 『オン・ザ・ロード二拠点思考』は2024年12月に発刊した8年ぶりの新書。人口減少時代の地方に寄り添いながら、地域の未来を「二拠点思考」でやさしく、おもしろく綴っている。
 表紙では「僕の信条は『やめないこと』。やめなければ、いつか何かが起きる。同じように夢のある魚を釣る最大の秘訣は『通うこと、釣れるまで』。それと同じで、地域に関わることで何かを得られたり、作用できたりするためには、関りを『やめない』ことが重要です」と記している。
 会場でも販売、サインも受け付ける。
 

▲会場の黒田人形店

 講演会は黒田人形店、ちょこ工房の共催。申し込みはちょこ工房へ。新書購入の場合は2月28日までに申し込む。参加費とは別にイベント運営のための募金を募り、前橋市産自然栽培柚子の黒糖漬けジャムをプレゼントする。

地域プロジェクトに関わる

 指出一正(さしで・かずまさ)1969年、高崎市生まれ。高崎高-上智大学法学部卒。雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、2011年から現職。上毛新聞「オピニオン21」委員、群馬県庁「GINGHAM(ギンガム)」プロデューサーをはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。BS朝日「バトンタッチ SDGsはじめてます」監修。著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ新書)。趣味はフライフィッシング。

『ソトコト』編集長、指出正一さん講演会

お問合せはこちら
027-231-2451(黒田人形店)
メールアドレス choco.45days@gmail.com(
・日時 2025年3月9日(日)
13時30分~15時
・会場 黒田人形店2Fサロン(前橋市千代田町2-7-17)
・定員 25人(学生は10人まで)
・参加費 1500円(学生は500円)
・申し込み ちょこ工房(choco.45days@gmail.com)